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(実装 Ver. 1.5.0 α7 / 最終更新 Ver. 3.1.0 α3) 表示 滝夜叉姫 勝利条件 決着時に生存+占い師系・魔法使い系全滅(個人戦)村 ● / 狼 ● / 狐 ● / 恋 ▲ / 題 × / 血 ● 所属 鬼陣営 / 夜叉系 判定 占い結果 呪詛★(「鬼」) / 霊能結果 「鬼」精神鑑定 「鬼」 / 性別鑑定 「鬼」 夜投票 【人攫い】2日目以降 / 生存者 / 他人内容 致死 / 罠 有効 / 有効対象制限 占い師系・魔法使い系 / 成功率減衰 1/3 耐性 【襲撃耐性(鬼型)】襲撃無効(20%)暗殺反射 20% / [侍]に狩られる / 酔潰 有効 / 呪い所持 / 御祓い 死亡 登場 (Ver. 1.5.0 α7実装)超闇鍋村 / 鬼村(鬼陣営から2名) / 陰陽村(1名) / ×合戦村 / ×封呪村 ログ表記 [滝夜叉姫] / [滝] 説明 夜叉系役職です。基本事項は夜叉系を参照して下さい。 呪い所持者です。 特殊な勝利条件 [滝夜叉姫]の勝利条件は「決着時に生存かつ占い師系・魔法使い系の全滅」で、個人戦となります。 該当する系統でさえあれば、[恋人][愛人]や元神話マニア系などは一切不問です。 該当する系統がいない場合、該当する系統の全滅は満たされているものとします。 例外的判定 占い結果自体は「鬼」ですが、呪い所持者です。 占い結果を知るには、何らかの形で呪いへの対策が必要です。 御祓い有効 [滝夜叉姫]は呪い所持者なので、御祓いを受けると「呪詛に呪い殺されて」死亡してしまいます。 酔い潰し有効 全ての夜叉系は[神主]から処刑投票を受けると「神主に酔い潰されてショック死」してしまいます。 該当する[神主]が処刑された場合は無効です。 [侍]による狩り対象 全ての夜叉系は、[侍]の狩り能力を受けると「狩人に狩られて」死亡してしまいます。 暗殺反射能力所持(20%) [滝夜叉姫]は一定確率で発動する暗殺反射能力所持者です。判定前に既に死亡していた場合は無効です。 襲撃耐性(20%) [滝夜叉姫]は20%の確率で人狼の襲撃を無効化します。 [滝夜叉姫]自身が身代わり君の場合かLW[天狼]に襲撃された場合、襲撃耐性は無効です。 夜叉系としての襲撃耐性によって人狼の襲撃が失敗した場合、襲撃失敗メッセージは「鬼の耐性に阻まれた」となります。 人攫い能力(夜投票) 人攫い能力の基本情報に関しては、夜叉系や人攫いを参照して下さい。 人攫い内容は致死で、占い師系・魔法使い系以外には無効です。 成功率減衰は1/3(100%→34%→12%→4%→2%→1%(下限))です。 固有の能力 呪い所持者です。呪いの影響を受ける能力を行使されると、その人は「呪詛に呪い殺されて」死亡します。 呪いの影響を受ける能力の判定前に自身が死亡していた場合や能力が占い妨害の影響を受けた場合、所持する呪いは機能しません。 他役職との関係 村人陣営 占い師系の全滅が必要な以上、村人陣営と反発しやすくなることが考えられますが、共に勝利することは可能です。 出題者陣営 出題者陣営の勝利には、出題者系以外の全滅が必要です。出題者陣営は[滝夜叉姫]と敵対します。 オプションなど 夜叉系も参照してください。 天候「月蝕」(Ver. 1.5.0 α9~) 天候「月蝕」の時、呪い所持者の呪いは無効です。呪術能力は有効です。 配役オプション オプション「固定配役追加O 陰陽村」を適用すると、必ず1名登場します。 呪い所持者の為、オプション「出現率変動J 封呪村」を適用すると配役されなくなります。 過去バージョン情報 Ver. 1.5.0 α7~Ver. 1.5.0 α9 ログにおける略称は[滝叉]です。
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【作品名】桃太郎伝説 PS版 【ジャンル】ゲーム 【先鋒】金太郎 【次鋒】浦島 【中堅】夜叉姫 【副将】桃太郎 【大将】閻魔大王 【共通設定】 いなづまの術:一人で数km以上の洞窟を掘れる程に鍛えた成人男性がツルハシで無限回叩いても無傷な2m程の岩を一撃で消滅させる威力 パワーアップ版だと2発分のダメージ 初期金太郎の攻撃力:パワーアップ版のいなづまの術を無限回しても無傷な太さ3m以上はある大木を切り倒せる 【名前】金太郎 【属性】金太郎 【大きさ】青年程 【攻撃力】希望のまさかり:初期金太郎の攻撃を無限回しても無傷な敵を一撃で倒せる威力 素手でも同上の威力 【防御力】初期金太郎の攻撃力で無限回攻撃されても無傷 水無しで砂漠を何日歩いても平気 何にも食べずに平気で何年も行動可能 【素早さ】虎を遥かに上回る戦闘、移動、反応速度 【名前】浦島 【属性】浦島 【大きさ】青年ほど 【攻撃力】正義のもり:初期金太郎の攻撃を無限回しても無傷な敵を一撃で倒せる威力 素手でも同上の威力 【防御力】初期金太郎の攻撃力で無限回攻撃されても無傷 水無しで砂漠を何日歩いても平気 何にも食べずに平気で何年も行動可能 【素早さ】虎を遥かに上回る戦闘、移動、反応速度 【名前】夜叉姫 【属性】夜叉姫 【大きさ】少女ほど 【攻撃力】愛のかんざし:初期金太郎の攻撃を無限回しても無傷な敵を一撃で倒せる威力 素手でも同上の威力 【防御力】初期金太郎の攻撃力で無限回攻撃されても無傷 水無しで砂漠を何日歩いても平気 何にも食べずに平気で何年も行動可能 【素早さ】虎を遥かに上回る戦闘、移動、反応速度 【名前】桃太郎 【属性】桃太郎 【大きさ】青年ほど 【攻撃力】勇気の剣:初期金太郎の攻撃を無限回しても無傷な敵を一撃で倒せる威力 素手でも同上の威力 【防御力】初期金太郎の攻撃力で無限回攻撃されても無傷 水無しで砂漠を何日歩いても平気 何にも食べずに平気で何年も行動可能 【素早さ】虎を遥かに上回る戦闘、移動、反応速度 【名前】閻魔大王 【属性】鬼 【大きさ】10m程の成人男性 【攻撃力】殴って、初期金太郎の攻撃力で無限回攻撃されても無傷な相手を一撃で倒せる 【防御力】初期金太郎の攻撃力で無限回攻撃されても無傷な相手を一撃で倒す攻撃に100発以上耐えられる 【素早さ】虎を遥かに上回る戦闘、移動、反応速度 【特殊能力】不気味な呪文で自分の体力を1割回復できる 参戦 vol.85 227-228 修正 vol.110 533
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登録日:2022/07/03 Sun 07 00 00 更新日:2023/01/23 Mon 02 45 14NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 さくまあきら それいけ!桃太郎電鉄 ケロケロエース 桃太郎伝説 桃太郎電鉄 浜崎達也 漫画 角川書店 高内優向 むかし むかし… 桃から生まれた男の子が イヌ・キジ・サルをおともに 悪い鬼を退治しました 日本一の桃太郎――― その子孫は いまも生きていたのです…… 『それいけ!桃太郎電鉄』とは、ケロケロエースにて2007~2009年にかけて連載されていた、ゲーム『桃太郎電鉄』のコミカライズ作品。 シナリオは浜崎達也、作画は高内優向が担当。コミックスは全3巻。 ■概要 前述の通り桃鉄のコミカライズだが、初代桃太郎がえんま大王を退治してから千年後の現代が舞台という世界観であり、 桃鉄のコミカライズであると同時に、本家『桃太郎伝説』の続編という立ち位置でもある。 前半は桃鉄らしく、主人公の三太郎が新聞記者として日本各地を巡り、各地の特産品をリポートするという内容だが 後半で梵屁羅主大王が復活してからはバトルに重点が置かれており、『Ⅱ』とも『新』とも異なる第三の『桃太郎伝説』の続編としての色合いが強くなってゆく。 桃鉄でバトルをするという都合上、戦闘時に鹿角の術や火走りの術を使うほか、謎アーマーを装着して変身するなど、 アニメ版『桃太郎伝説』の要素も取り入れられており、ファンならニヤリとさせられること請け合いである。 本作の単行本は絶版となっており、電子書籍化もされていないため、現在の入手はやや困難。 しかし、『桃太郎伝説』の新作が途絶えて久しい今日、漫画とはいえ『伝説』の新作ストーリーが見れる貴重な作品でもある。 興味のある方は、根気よく探してみてはいかがだろうか。 一応封印作品ではない為、国立国会図書館にてケロケロAを借りるのも手だろうか。 ■登場人物 桃木 三太郎(もものき さんたろう) 主人公。えんま新聞社の新人社員で、桃太郎の子孫でもある。 しかし、彼自身には初代桃太郎のような神通力はなく、能力といえば動物と話せる事くらいであり、性格面も内気で大人しい。 だが、銚子で名物怪獣(梵屁羅主大王が生み出す鬼)に襲われた際、祖父から預けられた家宝のお守りの封印を解いた事で桃太郎の力に覚醒。 名物怪獣や梵屁羅主大王と戦う運命に巻き込まれる。 戦闘時には鎧を装着して変身。頭身が上がり、顔もイケメンになる。 なお、変身時の姿はサムライ・ピーチボーイというクソダサい名前で呼ばれている。 夜叉姫(やしゃひめ) フリーのカメラマンで、本作のヒロイン。 えんま新聞の三太郎や貧乏神と行動を共にする事が多い。巨乳である。 三太郎は密かに彼女に想いを寄せており、夜叉姫の方もまんざらでもない様子。 本人は自覚していなかったが、実は鬼族の末裔であり、物語の後半に梵屁羅主大王が復活した事で、鬼の血が覚醒。 梵屁羅主大王の配下、三鬼将の一人として三太郎の前に立ちはだかる。 だが、梵屁羅主大王の度重なるプロポーズを無下に断るなど、忠誠心は低い。 鬼将となってからは、虎柄の着物と星の付いた杖という『伝説』でお馴染みのスタイルとなるが、 やはりこの状態でも、原作とは異なり巨乳である。大事なことなので二回言いました。 梵屁羅主大王の欲望を増大させ、何かを企んでいるような描写があったが、実行に移す前に三太郎の手で浄化させられ、人間に戻ったため、何を企んでいたのかは不明。 ちなみにアメリカからの帰国子女であり、忍者や侍に興味がある。 サムライ・ピーチボーイというクソダサい名前を考えたのも彼女である。 貧乏神(びんぼうがみ) えんま新聞社の社員であり、三太郎の先輩。 お調子者で、会社の経費で食べ歩く事ばかり考えているダメ社員だが、妻子持ちであり、家庭では良い父親であるなど、原作を知る者からすると意外な一面を持つ。 まぁ、家のローンが35年残っているので、貧乏には違いないが。 夜叉姫と同様に自覚はなかったが、彼は梵屁羅主大王の子孫である。 鬼ノ城から出られぬ梵屁羅主大王から暗黒エネルギーを送り込まれ、無自覚のまま名物怪獣を生み出す道具として利用されていたのだが… 吉備津彦命(きびつひこのみこと) 千年前に鬼退治をし、梵屁羅主大王を封印した初代桃太郎。故人であり、幽霊として登場する。 後世に鬼が出現した時のために、死後、自身の魂を桃型のアクセサリーに封印し、眠りについていた。 幽霊のため戦闘には参加できず、主に精神面で三太郎を支える。 梵屁羅主大王が復活した際、力の源である勇気の剣を破壊された事で、魂すら消滅してしまう…。まぁ、最終回で無事復活するのだが。 ポチ 三太郎の住んでいるアパートの大家が飼っている犬。 かつて初代桃太郎のお供であった犬の子孫。 戦闘時には巨大な狼へと変身する。 モンタ 初代桃太郎のお供であった猿の子孫。 伊賀忍者であり、3匹のお供の中では最も戦闘描写が多い。 キーコ 初代桃太郎のお供であったキジの子孫。 仙術による変化の術を得意としており、初登場時は浦島の助手の看護師として桃太郎を看病していた。 かなりサバサバした性格であり、三太郎を元気づけるために、夜叉姫に変化してモロ出しの術(脱衣)を披露するなど、 お供の中ではコメディリリーフの役目を果たしている。 金太郎(きんたろう) 大関の力士で、言及こそされていないものの、初代金太郎の子孫と思われる。 もんじゃ焼きが大好物であり、もんじゃ焼き屋を初めて訪れた三太郎にもんじゃの食べ方をレクチャーそた事で、意気投合する。 当然、戦闘時には相撲技を使用。 浦島(うらしま) 初代浦島太郎の子孫と思われる仙術医。 梵屁羅主大王との戦いに敗れ、負傷した三太郎の治療を担当していた。 金太郎が概ね『伝説』のイメージ通りの外見なのに対し、浦島は長身痩躯、白衣で眼鏡のイケメンなど、中々に性癖が盛られている。 作画担当の高内の趣味だろうか…? 福の神(ふくのかみ) 三太郎が住んでいるアパートの大家。その名の通り福の神。 三太郎以外は、ごく一部の者しか見えない吉備津彦命の姿が見えたり、常に張り付いたような笑顔を崩さなかったり強キャラオーラが漂っていたが 戦闘には一切参加しなかったため、実力は未知数。 えんま社長 えんま新聞社の社長であり、かつて桃太郎に退治され改心した元鬼族の長、えんま大王その人。 鬼である事を隠し、人間社会に溶け込んで暮らしていた。 梵屁羅主大王との決戦の際には、三太郎に3枚のカードを託す。 あしゅら編集部長 パリ支社から帰ってきた、えんま新聞社のエース。 『伝説』での立ち位置を考えると、彼も鬼、もしくはその末裔と思われるが、梵屁羅主大王の部下になるわけでも、三太郎に加勢するわけでもなく、空気気味。 餓鬼(がき) 夜叉姫、ましらと並ぶ三鬼将の一人。 他の2人はともかく、『伝説』での餓鬼はただの雑魚キャラだった事を考えると大出世もいいところである。 功を焦るあまり、単身三太郎に挑み、返り討ちに遭う。 最終回では改心し、ラーメン屋を営む姿が描かれた。 ましら 三鬼将の一人。『伝説』同様、非常にテンションが高い。 梵屁羅主大王からの暗黒エネルギーの過剰投与により、心を失い、巨大化して暴走するが、立つ鳥後をカードによって無様に倒された。 餓鬼同様、改心し、最終回ではコンサートを行っている。客の入りはイマイチだが。 梵屁羅主大王(ボンビラスだいおう) 本作のラスボス。名前こそ異なるものの、その外見や能力など本作のキングボンビーと解釈して差し支えない。 初代桃太郎が施した封印により、根城の鬼ノ城から出られずにいたが、この世とあの世の境が薄れ、 霊力が強まる青森のねぷた祭りの日を狙って自身の子孫である貧乏神の身体に憑依。その身体を奪い、完全復活を果たした。 その正体は、過去に退治された鬼たちの怨念が集結して誕生した憎悪と欲望の化身であり、えんまからは「悪しき鬼神」と呼ばれ、 人間と鬼が共存する現代に欲望の権化である彼は必要ないと切り捨てられている。 その出生ゆえ、人間を見下しており、性格も極めて傲慢かつ尊大でラスボスに相応しい存在感だが、 その一方で『伝説』の敵らしくコミカルな一面もあり夜叉姫にプロポーズしてはその度に断られ、傷心している。 ボツなのねーん!!! どーれも これも ボツなのねーん!! そ そんなァ またですか!?貧乏神先輩 こんな項目 使えるわけ ないでしょ 桃木…三太郎!!!! 早く追記・修正しないと項目削除なのよーーっ △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] これTwitterで初めて存在を知ったが、まさかタイトルがアンパンマンみたいになってるのは知らなんだ。仮にこれもアニメ化されてたら変身シーンとかあったのだろうか -- 名無しさん (2022-07-03 10 45 16) 桃太郎伝説の千年後の話という点では一番最初の桃鉄の攻略本の中にあった漫画と共通するな -- 名無しさん (2022-07-03 15 03 58) これ当時よんだなぁ。メロンモチーフの名物怪獣が乳の魅力を武器にした女王様みてーなやつだった -- 名無しさん (2023-01-23 02 45 14) 名前 コメント
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新桃太郎伝説 【しんももたろうでんせつ】 ジャンル ロールプレイング 高解像度で見る裏を見る 対応機種 スーパーファミコン メディア 16MbitROMカートリッジ 発売・開発元 ハドソン 発売日 1993年12月24日 定価 9,800円 書換 ニンテンドウパワー1997年9月30日/1,000円/F×4・B×4 プレイ人数 1人 セーブデータ 3個(バッテリーバックアップ) 判定 良作 ポイント 打って変わったシリアスな桃太郎伝説ゲームの完成度は高いバランスは多少難あり 桃太郎シリーズリンク 概要 ストーリー 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 ハドソンの看板シリーズである桃太郎伝説シリーズの一つ。 本作はFC版『桃太郎伝説』のリメイク作としてPCエンジンで発売された『桃太郎伝説ターボ』の続編である『桃太郎伝説II』のシナリオやゲーム性を練り直したリメイク作品だが、内容は大幅に変更され、ストーリーの大筋は踏襲しつつ大きく趣の異なる作風に変化している。 ストーリーこそFC版初代のストーリーの続き(*1)となっているが、先に述べた通り、「第1作目のリメイク版の続編のリメイク作」という位置づけなので、厳密にはFC版の直接の続編ではない。(*2)。 ストーリー 桃太郎がえんま大王をこらしめてから6年の月日が流れた。 平和が永遠に続くと思われていたある時。鬼族の総大将・伐折羅王の腹心である鬼カルラの暗躍により、愛と勇気に目覚め人と鬼の共存を訴えていたえんま大王が失脚し、奈落の底に幽閉されるという事件が起きた。人間世界の侵略をもくろむ伐折羅王は、カルラの進言に従い、人間の希望の象徴であるかぐや姫を手中に収めんと魔の手を伸ばす。かぐや姫に危機が迫っていることを知った桃太郎はすぐさま月の宮殿へと向かうが、立ちはだかる伐折羅王の息子、ダイダ王子との戦いに敗れさり、全ての力を奪われて月から叩き出されてしまう。 生家で目覚めた主人公は、かぐや姫を救い、再び伸びる鬼族の魔の手から世界を守るべく、決意を新たに旅立つのだった。 評価点 シナリオ それまでの桃太郎伝説シリーズの持ち味だった牧歌的な雰囲気やギャグ要素が尽く廃された、これまでからは考えられないほど重くシリアスな展開が持ち味。昔話をモチーフにしているのは変わらないが、根底にあるのは「上座部仏教と大乗仏教の対立」である。これは公式攻略本にも明記されている。 「上座部仏教」とは「厳しい戒律と修行の果てに自己の救済を目指す」という仏教思想で、対する「大乗仏教」は「自己の解脱よりも他者の救済を重んじる」という仏教思想であり、それぞれ『実力主義と封建社会の厳しさの中で生きる鬼たち』と、『人助けと融和を重んじる桃太郎たち』になぞらえられている。 話の展開上、「鬼の支配(上座部仏教)」を「桃太郎たちが解放する(大乗仏教)」ことになっているが、もちろん現実の世界でこれらの思想に善悪のくくりがあるわけではない。(*3) 特にその物語に華を添えるのが、リメイク元の『II』には居なかった悪役『カルラ』の存在。鬼族の王である伐折羅王 (『II』での地獄王に相当)の腰巾着であり、行く先々で桃太郎たちの前に現れて様々な嫌がらせを仕掛けたり、何かあるたびに伐折羅王に虚偽の報告をしていたりする、裏の主役とも言える存在である。 その所業はネタバレとなるため詳しい記述は避けるが、作中で今までのシリーズからは想像もできないような暴悪で残忍な悪行を幾度となく行い、桃太郎シリーズはおろかRPG史上でも屈指の外道悪役として今でも名を馳せている。 作中のある場所で語られる鬼族の世界観やカルラの生い立ちの中にはそうならざるを得なかった事情もある(*4)にはあることが読み取れ、プレイヤーに複雑な感情を抱かせた。開発日記いわく「悪いけど哀れな奴」とのこと。 『ファイナルファンタジーVI』のキャラクターであるケフカとは劇中での立ち位置など共通点が多い。なお、偶然とはいえゲームの発売時期もかなり近い。 システム面 RPGとして、以下のような意欲的なシステムが盛り込まれている。 『絶好調』 フィールドを歩いていると一定確率でキャラクターが絶好調になり、戦闘中のステータスが大幅に上昇する。一定時間で元に戻ってしまうが、上手くボス戦に持ち込むことができれば大幅に有利となる。(ただしボス戦では恩恵が通常戦闘より小さくなるように設定されている。) これは、後の桃太郎電鉄シリーズや、PS版『桃太郎伝説』にて復活することとなった。 『タクティカル・ウェザー・バトル』 フィールドでの敵キャラとの戦闘には「天気」という概念がある。各キャラや一部の術に得意な天気 苦手な天気が割り振られており、天気によって戦況が変化するというもの。味方だけでなく敵にも得意な天気が設定されていて、その天気に変更する能力を持っていたりする。 一例をあげると、最序盤から出現する『カエル』という敵は、雨ごいを行って天気を雨に変えるが、雨になると攻撃力と防御力が2倍になる。また『ひとだま』という火の化身のような敵は、怒りで燃え上がる事で攻撃力と防御力を2倍にするが、雨(雷雨)が降っていると次のターンに元に戻ってしまう……といった、天気に絡んだ特徴がある。 どの天気になるかは毎回ランダムだが、南国は日照りになりやすい、海では時化が発生するなどの特徴分けがなされている。 現在の天気が得意である場合、毎ターン体力が回復する、ステータスが増加する、術の消費技量が半分になるといった効果が発生。逆に苦手な天気の場合体力が自然減少したり、術の消費量が増加する。中には全く動けなくなったり、戦闘から逃げ出してしまうという極端な仲間も。術の威力も天気によって増加したり減少したりする。 回復役として重要な浦島は苦手な天気が4つと多い。元々の体力が低いところに体力減少が加わってしまうので、戦闘の際には注意が必要となる。 なお、天気は一部のアイテムや術などで意図的に変化させることも可能。 『人気度』 桃太郎が人々からどれくらい支持されているかを示すステータス。 このステータスが高いと、店で割引をしてもらえる、利用できる施設が増えるなどの利点が生じる。逆に低いと店に高い値段を吹っ掛けられたり、お供が命令を聞かなくなってしまう。 この人気度がある程度以上高くないと入れない場所や、一定以上無いと仲間になってくれないキャラも存在するが、普通にクリアするだけなら無視しても問題はない。 人気度は困っている人の手助けをする、ボスキャラをこらしめるなどで上昇し、敵の甘言に乗せられる、嘘をつく、仲間を戦闘不能にするなどで減少する。 『II』でも“桃太郎らしくない行動”に対するペナルティはあったが、本作は悪行に対するペナルティと善行に対するご褒美をより明確にしたものと言える。 『各仙人との修行』 桃太郎はレベルアップで術を覚えないため(*5)、フィールド各地の庵に住む仙人を訪ねて術を伝授してもらう必要がある。そしてその修行がバリエーション豊富。 桃太郎一人で仙人と戦い勝利する、指定された敵キャラを一定数討伐する等定番のものから、仙人がしたオナラの数を数えるといった修行とは言い難いものまで様々。 個性的なキャラ 仲間キャラの総数は当時のRPGとしては破格の多さ。またキャラごとに癖や使い勝手も大きく異なるので、個性が大きく出ている。 重要イベントの際に特定のキャラをつれていると、仲間や敵のセリフが変化するようになっており、パターンも豊富。 また、フィールドを歩くときに仲間が好き勝手に歩く『アクティブ・ウォーキング』など、細かいところにも独自性が見られる。 敵キャラもそれぞれ独自のトリッキーな技を使うものが多く、敵との戦闘では毎回細心の注意を払う必要がある。 様々な伝承・民話や仏教用語に由来する敵が多数登場しており、雪女や海坊主のような著名どころから、「うわん」や「いつまで」のようなマイナーな妖怪まで敵の種類は実に幅広い。不喜、悪杖、はちずまびんなど変わった名前の敵は十六小地獄の名称に由来していたりする。 「一体の敵に必ず一つ以上の特殊能力を」という意気込みで作られたため、ザコからボスに至るまで皆非常に個性的。そのぶん、ややゲームバランスが犠牲になっている側面もあるが……。 シリーズ恒例のギャグ敵も健在。 パロディ表現への厳しさや作風のシリアスさゆえか、時事ネタやパロディは鳴りを潜めてしまっているが、相変わらずのコミカルなノリでシリアスな雰囲気を適度にほぐしてくれる。 その他 格調高い純和風のBGM群 作曲は旧作でおなじみのサザンオールスターズの関口和之が担当し、いずれも名曲揃いである。 中でもボス戦、ダイダ王子戦、風神 雷神戦、嵐の海戦、そしてラスボス戦のBGMは特に評価が高い。 また、効果音も非常に秀逸なものが揃っている。戦闘開始時や鹿角の術、痛恨の一撃などは印象的で、プレイヤーの思い出(またはトラウマ)を呼び起こすような、良くも悪くも一度聞いたら忘れられなくなること請け合いである。 細かなところや妙なところへのこだわりよう、力の入れようも凄い。 本作の題字『新桃太郎伝説』は今井凌雪氏(黒澤明監督の映画の題字を手がけたことでも有名な、本職の書家)にわざわざ依頼して書いてもらっている。 桃太郎シリーズのお約束である女湯イベントなど、細々としたイベントやミニゲームにも力が入っている。 賛否両論点 旧作と比較して顕著なシリアス要素と死亡描写 『敵を殺すのではなく懲らしめる』という根底こそ貫いている(*6)が、ストーリー展開上、登場人物の殺害シーンなどのショッキングな展開が多く、殺伐とした雰囲気が顕著。 ギャグ基調から重厚かつシリアスなストーリーへの転換を好意的に受け止めて評価しているプレイヤーは多いが、ほのぼの感あふれる作風を特徴として他作品と差別化していたシリーズだけに、旧作からのファンの中には否定的に見る層も存在している。 夜店の難易度と景品のバランスが悪い 金太郎の村を解放すると夜店が出現し、4種類のミニゲームを遊ぶことができる。そして稼いだ得点に応じて景品が貰える仕組みとなっている。 一番簡単なのは「桃カルトクイズ」で、問題の種類も少なく100点を取るのも容易。更に景品のびっくり玉は序盤としてはそこそこ高値で売れる(*7)ため、一種のバランスブレイカーとなっている。 「ポコポコジャンケン」は100点を稼ぐのは難しいがその分景品も豪華で、ランダムでレアアイテムに化けるギヤマンの玉と難易度に見合った物が用意されている。 一方で「桃まとあて」はジャンケンと同等かそれ以上の難易度を誇るにもかかわらず、100点の景品が簡単に入手可能な仙人のかすみと明らかに苦労に見合っていない。 ちなみに「ポコポコジャンケン」の景品の中には仙人のかすみの上位種である仙人の桃も含まれている。あんまりにもあんまりである。 「桃ふくわらい」に至ってはドット単位で減点されるため、人力で100点を取るのはほぼ不可能(*8)。そして仮に100点を取れた場合は万能丹が貰えるのだが、このアイテムは同じ金太郎の村の薬屋で少々値が張るとはいえ普通に販売している。 これに関しては上3つのミニゲームに比べて極端に難易度が高いことから、攻略上の有用性を敢えて下げることで寄り道のやり込み要素に特化させたとも解釈できなくもない。 裏技やバグ技が非常に多い 小ネタ程度のものから中にはゲームバランスを著しく損なうものまで多種多様。ただしこれら裏技自体もやり込み要素の1つと捉える事もでき、一概に否定はできない。 代表的な例を挙げると…… 桃太郎の技数の最大値を863~865まで強化すると鹿角の術の技消費量が0になる「無限鹿角」 えんま様の1回目のコマンド入力後、ある手順を踏むと最大99回までコマンドの回数を増やせる「えんま様無限行動」 敵の体力を半減する半分の玉をボス戦で使用すると効きめがなかったと表示されるが実際には効いている「半分の玉バグ」 風神の谷でぬけだしの術を使用すると風神との戦闘をスキップできてしまう「ぬけだしバグ」 問題点 レスポンスが遅い。 特にフィールド画面が顕著である。メニュー画面を開く、仲間同士でアイテムを交換するなどの動作でイライラさせられやすい。 操作性が悪い。 町中では歩行速度の調整ができるが、フィールドやダンジョンでは遅い速度でしか歩けないなど、微妙に不親切。町での移動速度を速くしていると、ダンジョンでのノロノロした歩みに苛立つことだろう。 かと思えば、船に乗ったときの速度は勢い余って陸地に上陸してしまうほどの異常な速さ。狭い川に入った時などはとても操作しづらい。 この移動速度の調整には紆余曲折あったらしく、本編発売前に放送されたテレビCMではフィールドやダンジョンを町中と同じ速度で高速で移動していたりする。 エンカウント率が非常に高い(*9)。特に橋の上を通ると当時のプレイヤーから「橋を通る度に敵が出た。これは何かの陰謀か?」と言われたほどに高確率で敵と遭遇する(*10)。 その上雑魚敵も全体的に強く、ダンジョンでは常にギリギリの戦いを強いられる。 ただし、こちらにも敵全体に会心の一撃を繰り出し敵をほぼ一掃出来るようになった鹿角の術など、対抗手段は決して少なくはない。また一度倒した敵と遭遇しなくなる「オニよけの術」、敵との遭遇率を下げる「かくれみの」といったものもあり、こちらは逆に強力すぎるため一応のバランスはとれており、救済措置が全くないわけではない。 「しょうけら」という敵は此方の呪いを解いてくれる他、倒すと改心の証として味方1人のHPを回復してくれる。 「黄粉坊」という敵は逃げ出しやすいが、なんと 倒したキャラの体力と技を全回復 させてくれる。 wikiや攻略本によると、本作の実質の制作期間はわずか 4ヶ月 しかなかったとの事。バランスが厳しいのもこのためであり、どうあがいても難易度調整が間に合わなかったため、これらの敵を配置してしのいだらしい。 このゲームに限らず、この時期のハドソンのRPGは(バースデイなどのデベロッパー会社なども含んで)全体的にエンカウント率が高い傾向にあるので、社内の空気と言うか方針がそんな感じだったのかも知れない。(*11) 物価が非常に高い。 特に装備品の値段が際立っており、先の村へ到達するほど価格が容赦なく上がる。 また物語後半で建造した自分の城を飛行させたり、海に潜らせるために莫大な資金が必要になる。(どちらもクリアには必須) さらに城に大砲をつけようとするとそれらを上回る金額を請求される。大砲はクリアに必須ではないが…。 お供の活躍頻度の減少。 キジ、イヌ、サルのお供たちはそれぞれ固有の特技を持っており、前作『II』では無制限に使用できたのだが、今回は特技一回につき、きび団子一つを消費するようになった。 特に、その場で即エンカウントを引き起こす効果のあるイヌの「敵を呼ぶ」は『II』において経験値・資金稼ぎをする上で非常に重宝したのだが、今作では気軽には使えない。お金が増える後半でも、やはりアイテム欄を圧迫する 買い込む作業が面倒という点で変わりはない。 代わりに同じく敵を呼ぶ効果を持ち、何回使ってもなくならない「鬼の笛」というアイテムがあり、比較的簡単に入手できるのでそちらが使われる。 特技を覚えさせるにはエサを買って食べさせないといけないのだが、これが人間用の回復アイテムの何倍も高い。しかも3種類の数値がランダムで上がり(*12)、その数値が15とか30まで上がらないと使えない特技もある。早い段階で覚える特技はほんの大道芸程度だが、後々の特技は使い勝手も上がり、またそれぞれ上限の50まで上げると貴重なアイテムが最大3x3の9個まで手に入るので、一応救いはある。もっともそこまで育てるには、かなりの根気と金が要求される。 戦闘中に食べさせると毎ターン援護してくれると言う非常に助かるシステムが存在してはいるが、桃太郎の道具袋から使わないと食べさせられない。イヌサルキジを全員参加させようと思ったらそれだけで主人公の道具袋の3/8を圧迫するのである。 またイヌやサルの特殊攻撃はボスにほとんど通用せず、かといってザコ戦へ呼び出すには前述の通りコストが高い。そのためキジだけを参戦させることになりがち。 キジは味方の支援や回復術を使うので、ことボス戦だと治療の手間を減らしてくれて都合がいい。イヌやサルは弱点を突いたり怯ませたりが得意なのだが、バランス取りのためかボスに効きにくいので呼び出す意味がほとんどない。 役に立つ仲間と役に立たない仲間の落差が激しく、結果的にメンバーが固定されやすい。 桃太郎、金太郎、浦島、夜叉姫の4人で組むのがストーリー的に妥当であるが、癖はあるがオリジナルの強力な術を使えるあしゅらはこれらのメンバーを凌ぐほどの性能を持っており、旧作よりも弱体化が激しく微妙な性能の夜叉姫(*13)を抜いてあしゅらを加えるプレイヤーも多い。 サブキャラは癖の強いピーキー性能のキャラが多く、特にデメリットがきついキャラは縛りプレイでもない限り、試しに使ってみたらお払い箱になってしまいがち。 天の邪鬼や雪だるま(どちらもランダム要素が多すぎて安定しない)、貧乏神(*14)や福の神(どちらもステータスが極めて低い)、寝太郎(ステータスは最強で攻撃時は必ずクリティカルが出るが1/16の確率でしか行動しない)、といちや(メンバーの術をほぼ全部使える等、一見すると万能だが、事あるごとに大金をせしめる)、でか太郎(これらのキャラクターの様な目立ったデメリットこそ無いが、空中の敵相手でも命中率が下がらない事以外これといった長所が無く、ステータスも標準以下)などのデメリットのせいで使えない奴は本当に使えない。 一方、敵からの通常攻撃を無効化するはらだし(*15)、鍵盤のパターンさえ覚えてしまえば他のキャラでは使えない強力な効果を生み出すことができるましら(*16)、加入するのは終盤だが高ステータス+強力な術に加えてメガガルーラもびっくりの1ターンにデメリットなしで完全2回行動が可能なえんま様(*17)の3人は、プレイ方法を練ると明らかなバランスブレイカーになってしまうほど強力。えんま様に至っては特にプレイ方法を練らず普通に使っても、上記のメインキャラクター4人やあしゅらを凌ぐほど強い。 後半で風神と雷神が仲間になる。風神はパラメータが高い肉弾戦タイプで、ある程度回復術を使用可能。一方の雷神は体力と技以外のパラメータは低めだが、覚える術にかなり強力なものが揃っている。ただし雷神は、風神がPTにいる時でないと使えない術もあるため、この2人はセットで運用しないといけないので、PTの編成選択肢が狭くなりがち。とはいえ、彼らが仲間になってしばらくは海に出る機会が多く、彼らに有利な天気である雷雨や時化に恵まれやすいため、起用する価値は十分にある。奈落の洞窟でも活躍が見込めるうえ、HPが高いことから直属の上司であるえんまを幽閉している牢獄の破壊とも相性がいい。 銀次は専用装備の包丁をそろえるのにお金がかかる他、術は使えずパラメータも平凡。しかしながら「盗む」で敵のアイテムを奪えるという強みがある。 黒河童は覚える術が個性的で、特殊攻撃技も味方に有利になるものが殆ど。しかし装備が一切できない上、戦闘中に攻撃を受けると確率で『腕が抜ける』『頭の皿の水が零れる』などが発生し、その戦闘中は攻撃力が大きく低下するデメリットがある。 なお、弱いキャラが弱いとされる要素の一つに「ろくに装備ができない」というのがあるが、何故か「鎧は着れないが足袋は履ける」連中が多い(*18)。普通に考えれば逆なのでは? 大江山の暗号やあしゅらの謎かけなど、ストーリー上避けて通れない謎解きの中に異常に難しいものがある。 どちらも多少のヒントはもらえるが、はっきり言って(本作が最もターゲット層として想定しているであろう)小学生高学年あたりまでの子どもには難しすぎる。親や友達まで巻き込んで頭をひねった人も多いことだろう。 取り返しのつかない要素 終盤になるとシナリオの都合上、フィールドマップの行き先が制限されてしまい、行ける場所が愛と勇気の国、月の一部、鬼ヶ島しかなくなってしまう。こなしていないイベント、取得していないアイテムなどを残したままイベントに突入してしまう泣きを見る羽目になる。 この点を予期させる展開が存在しないため、初見プレイ時に泣きを見たプレイヤーは多い。 また、ラスボス目前まで話を進めると、今度は月にも行けなくなってしまう。 不要になった一部の装備品は捨てられない。 本作では装備しているアイテムは所持アイテムに含まれないシステムとなっている。 しかし、えんま様の装備できる武器や防具は、なぜか売る事も捨てる事も出来ない。因みに全てつづらからの入手であり店では扱っていない。 といちやに預けられるアイテムの上限もそこまで多くない本作では、最強装備である紅蓮の独鈷と黄泉の衣以外は、最終的に邪魔になってしまう。普通に進めた場合、合わせて6個ほどアイテム欄を圧迫することになるだろう。 なお、裏ワザ・バグの範疇ではあるが装備品を買う時に「下取り」を実行した場合、通常売れない装備品でも下取りできる。武器であれば全員共通で装備できる武器が店売りされているので、「下取り」で処分することが可能。 一部レアアイテムの入手場所のヒントがゲーム中に存在しない。 「四神の刀」という、ゲーム中のある場所に持っていくことで特典が得られる四振りの刀があるのだが、そのうち「朱雀の刀」以外の三本は地面に埋まっている上、その場所についてはゲーム中一切のヒントがない。攻略本などの情報なしでは、イヌの特技「ここほれ」を使って全てのマップをしらみつぶしに探索していくしかないのである。 もちろんなくてもゲーム進行には全く影響がない。また4本のうち最強の「青龍の刀」があるダンジョンはクリア後に再訪する方法が少々わかり難く、「取り逃すと取り返しがつかない装備」と勘違いするプレイヤーも多かった(補足すると、なんとなく怪しい置き方をされたつづらの近くにある)。 これらの刀は戦闘中にアイテムとして使う事で様々な術が発動するのだが、これに関しても説明が無い。これの他に使って効果が発動する武器は他に朝凪のモリと夕凪のモリと言う一対の銛が存在しているのだが、やっぱり何の説明も無い。 四神の刀は汎用の店売り刀と同じく多くの仲間が装備出来るため、専用の最強武器を持たない仲間は青龍の刀が最強武器になる。このゲームには「ものふやしの玉」と言うどんなレアアイテムだろうが複製出来る便利な道具があり、人数分用意する事もちゃんと可能なのだが、そもそもオリジナルを手に入れられなければそれも適わない。 『桃太郎伝説ターボ』にも「うごのけん」「ふしまちのけん」といった入手場所ノーヒントのレアアイテムはあったが、こちらは決して高性能とはいい難くギャンブル性の高い武器であるため、見つけなくても何の問題もなかった。 仲間ごとに設定されている「体重」の平均が48キロでないと通れないポイントがある。だが、ここがとんだ初見殺しになっている。 + どう初見殺しかというと…… 上記の定番メンバーで挑むとすんなり通れるのだが、そこを通る際にイベントで風神によって仲間(その場のメンバーのみ)がバラバラな方向に飛ばされてしまう。 特に回復担当として重要な浦島の再加入が非常に遅く、回復を浦島に任せっきりだった場合、辛くなる。 実は、この期間中にすでに仲間に入っているあしゅらが有能(*19)で、『ランダム要素があり不安定だが、期待値的には回復量が多い』「まほろばの術」を使える上に攻撃役としても優秀。なので浦島はいなくてもそこまで問題が無いのだが、あしゅらは癖の強い術が多く、防御力が低い欠点がある(*20)ため初見では強さに気づきにくい。 たくさん居る仲間キャラを色々使ってもらうための措置だと思われるが、上記の通り使えるキャラと使えないキャラの差が激しく、加入時は全員一律で一段(レベル1)のため、特定メンバーを集中的に育てていると文字通り1から育て直すことになってしまう。 また、この場合後述のじゃこつばばあ戦の難易度が高くなる可能性が出てくる。直前に夜叉姫が人質に取られるため必然的に控えメンバーをパーティに加えて戦力を補強しなければならなくなるのだが、初めて新しい村に入った時点で、夜叉姫以外にも城に残った控えメンバーが2名ランダムに人質に取られてしまう。 この時点で戦力になるメンバーは余程偏った使い方をしていない限り金太郎、浦島(*21)、あしゅら、ましら、銀次しかおらず、この5人のうちの誰かが人質に取られてしまったら弱いメンバーを1名パーティに入れて挑まざるを得なくなる。 戦闘敗北時の仕様が従来シリーズから変更された。 旧作では「ドラゴンクエスト」シリーズ同様、「全滅時はイベント進行状況、アイテム、経験値はそのまま据え置きで続行」であったが、本作では敗北すると最後にセーブした地点からやり直しとなり、それまで進めたゲーム内容や育てたステータスがリセットされてしまう。要は「敗北」=「ゲームオーバー」である。 当時のRPGとしては決して珍しくない仕様ではあるが、本作は主人公が倒された時点で仲間が残っていても敗北になってしまう(*22)。 桃太郎は仲間の中でも高ステータスであり、その上いい装備品を付けられるのだが、敵の攻撃も熾烈なため敗北の機会は比較的多い(*23)。油断は大敵、長時間セーブをしないまま進めて桃太郎をうっかり死なせてしまいゲームオーバー…という事態も起き得るため、本作をストレス低く攻略したいのなら、こまめなセーブが推奨される。 この点は『ファイナルファンタジー』シリーズのように、イベント途中で仲間が増減する機会が多かった(特に本作ではボス戦の最中に加わる仲間もいる)ことやストーリー性重視の内容に変化したことも関係あるのかもしれない。 「人気度」システムのバランスがやや不安定。 人気度が減少する条件に、仲間の戦闘不能や戦闘からの逃走といったものが含まれている。逆に上昇する条件は少ない上に、厳しかったり面倒なものが多い。 そのため、基本戦闘では仲間を殺さず、逃げずに戦うことが求められる。しかし初見でそれを成し遂げるのは少々難しいので、どうしても人気度は下がりがちになる。 一方で、面倒ささえ乗り切ればごくごく序盤で最高値の100にすることもできる。施設の利用料が安くなることもさることながら、ご褒美に貰えるアイテムが高額で売れたりするので、逆にバランスブレイカーになってしまう。 そのため、序盤の人気度をあげられるポイントは救済措置という見方が強い。 目玉システムのタクティカル・ウェザー・バトルが空気になりがち。 戦闘機会が増えるであろうダンジョンの大半は天候の影響を受けない洞窟や塔などの屋内であり、更にストーリーが進むに連れて月面や海底など天候のないフィールドが増えていくため、折角の斬新なシステムも終盤に差し掛かる頃にはプレイヤーから忘れられがちである。 また、肝心の恩恵も全体的に受け辛い。 特に『日照り』は苦手としている仲間が多いためにデメリットのほうが大きい。炎系の術の威力が上がるが、波・雷・雪系の術の威力が10分の1にまで下がる。金太郎・夜叉姫・でか太郎・寝太郎・風神などの日照りに極端に弱いキャラ(*24)は戦闘への影響が特に大きい。また、浦島は上述通り4つの天気(雨・雷雨・日照り・雪)に弱い上に、それらは遭遇しやすい天気なのも辛いところ。 有利になる一例として、設定どおり夜叉姫は雪が得意な天気なので、消費技数が減った流れ星の術で経験値稼ぎができるなどの恩恵はある。 ただし、夜叉姫が仲間に加わる時期は雪のフィールドの終盤であり、次に雪が降る地を訪れる時には夜叉姫がイベントでパーティを離脱しているのでアイテム等で天候を変更しない限りこの恩恵を受けられる機会は非常に少ない。このことも夜叉姫が不遇と言われる理由の1つとなっている。 最も恩恵を受けられるのは『日本晴れ』。得意とする仲間が多い他、桃太郎の鹿角の術が消費技数が減った状態で打てるのがその理由である。 一部の敵の能力がかなり厄介で、苦戦する場合も多い。 雑魚敵では、序盤で味方が育ち切っていない時期に徒党を組み、痛恨の一撃を頻発してくる『馬鬼』、一番弱っているキャラに痛恨の一撃を放ってくるという『じゅむへんく』、きゅうりを持っていないとアイテムや所持金を全て盗んで逃げる『黒河童』(*25)、攻撃力、防御力がかなり高い上に後述の夜叉姫戦前にはイベントで4体で現れる『黒鬼』(*26)、その他にも通常攻撃がほとんど効かない雑魚敵など。 ボスでは、竜巻を放つことにより毎ターン固定ダメージを与えてくる+強力な術を連発し、メンバーを半壊させるボス『風神 雷神』、イベントで雑魚連続戦闘からの連戦な上に戦闘中にHPが減ると自身のパラメータを強化し全体攻撃の「流れ星の術」を放ってくる『夜叉姫』、味方が一人になるまで問答無用で動きを封じてくるボス『じゃこつばばあ』、ラスボス級の体力に加え、強力な全体攻撃を容赦なく撃ってくる『三千世界』など。 特に『風神 雷神』は3回戦うのだが、最後の3回戦目はゲーム中でも最大の山場と言われるほど難易度が高い。また、2回目も3回目と比べれば幾分か楽だが、村の中で戦うため再挑戦が容易な3回目と比べて「オニよけの術」を使わなければ1時間近くもかかるダンジョンを抜けた先で戦うため負けた場合のプレイヤーのダメージは大きい。 その一方で弱いボスもいることはいるが、シナリオで一番盛り上がる部分のボスに限って弱い。 + 弱いボスの例 まず、『酒呑童子』。序盤の山場である大江山のボスとして登場。有能な四天王を配下に持ち、戦闘前に桃太郎たちを全回復してくれたりと、大物として描かれているのだが……正直、酒を呷って連続攻撃してくる以外に特殊な攻撃や能力はなく、その連続攻撃も1ターン目に金太郎の「はり手」や浦島の「まもりの術」を使えばダメージを最小限に抑えられるため別段恐れる必要もない。更にHPも低いため、塵角を3連発すれば余程低レベルでもない限り3~4ターンで決着がつく。 ちなみに酒呑童子以降のボスはHPが大幅に跳ね上がり塵角の3連発で瞬殺する戦法は通用しなくなる。 むしろ、彼が桃太郎らの力量を測るために放った四天王達とは一対一で戦う上それぞれが厄介な能力を持っており、そっちの方が苦戦する始末。特に『とらくま童子(*27)』『ほしくま童子(*28)』は桃太郎以外で勝つのは非常に難しい。ほしくま童子に至っては桃太郎でさえ勝率は5分といった所である。また、金太郎は物理攻撃を2倍にして返してくる『かね童子』にも勝つ事が出来ず、術を吸収する特性を持つ『くま童子』以外には勝つ事が出来ない。 もっと酷いのが桃太郎の宿敵である『ダイダ王子』。彼はオープニングのイベント戦闘で、桃太郎の術を吸い取り、装備品を弾き飛ばし、完膚なきまでに叩きのめす。その後も、桃太郎の前に現れては幾度も刃を交えてこちらの実力を測ってくるうえ、鬼達との会話の中でもダイダ王子の強さを物語るセリフが多く、その強大さをプレイヤーに印象付ける。 しかし、満を持しての最終決戦において彼は一切特殊行動を行わず、完全に単体物理攻撃一辺倒(しかも、その攻撃力も直前のダンジョンに出てくる雑魚敵以下)。こっちは4人パーティであるため、まず負けることはない。 強大な力を持つライバルという立ち位置にも拘らずここまで散々引っ張っておきながらのこの弱さだけに、肩透かし感が非常に否めない。 さらに、ダイダ王子との戦いに勝つと、改心して仲間に加わる…となった瞬間に、 背後に控えていたカルラから不意打ちされて殺害される(*29)という展開になるため、とことん救いがない。 セーブデータが消えやすい その際の演出は、ドラクエシリーズと同じくおどろおどろしい呪いのジングルとともにメッセージが流れるという不気味なもの。さらに意地の悪いことに、データ選択画面に入ってデータを選ぶまで消えているかどうかがわからず、選んだ瞬間に呪いのジングルが流れ、目前でデータを抹消されるという非常にいやらしい仕様になっている。 「大変です!旅の話が消えています!」「勇気を持ってやり直して下さい!」と、太い赤文字でデカデカとメッセージが出てくるため心臓に悪い。 総評 エンカウント率を筆頭にゲームバランスには多少の難があるものの、おとぎ話を題材にした和風RPGとしての完成度は高い。 特にシナリオ面は評価が高く、ボリュームもたっぷり。特にカルラは忘れられない存在だろう。 本作を「桃太郎伝説」シリーズの最高傑作として挙げるファンも多く、長く愛されている作品で、今でも移植やリメイクを望む声は多い。 余談 作者のさくまあきら氏が発売前の雑誌インタビューで述べたところによれば、「作品に文学性を持ち込みたい」という意図があったといい、本作のシナリオには現実の人間社会が投影されているという。 まずはこの意図が先にあって、とっつきやすさを重視して桃太郎シリーズの世界観とキャラクターを流用したという。 上述の通り開発期間に追われていたこともあり、さくま氏は「いずれ完全版を作りたい」ともコメントしていたが、その後の桃太郎シリーズは電鉄シリーズにほぼ一本化され、伝説シリーズは完全版開発を迎えることなくそのまま停滞してしまった。 2012年3月1日付でハドソンがコナミデジタルエンタテインメントに吸収合併され法人格を失い、さらにはそのコナミスタッフとの軋轢があったらしく、2012年9月1日には氏のツイッターにて「これが最後の桃鉄」「もう桃太郎シリーズは作らない」という宣言が出されたこともあった。 その後、電鉄シリーズは紆余曲折を経て任天堂より発売された『2017 立ち上がれ日本!』をもって復活したものの、過去作に関しては「ハドソン側が伝説シリーズのプログラムを紛失し、電鉄シリーズも11以前のプログラムを廃棄してしまったため、旧作のリメイクや移植は不可能だ」と氏自身がホームページで言及している。 偶然の一致であるが、本作の前後にハドソンが出した『天外魔境II』、『大貝獣物語』もまた、トラウマ級の虐殺展開があることで知られている。 なお『天外魔境II』において監督・脚本をした桝田省治は、桃太郎伝説シリーズの開発にも大きく関わっているため、一方はあながち無関係でもないとも考えられる。 回復系の術を使用すると使用者の素早さに補正が入り、ターンの最初に回復できる可能性が高くなる仕様がある。 これは後のハドソンの作品である『天外魔境ZERO』や『大貝獣物語』に受け継がれた。 貧乏神のモデルが当時『ジャンプ放送局』のレイアウトを務めていたデザイナーの榎本一夫氏であることは当時から知られていたが、貧乏神の名前を氏にちなんだ「えのっぴ」「えのもと」「えのん」のいずれかにすると 「ガワンバッチョ!酷い名前なのねん!ひーん!ひーん!」 と泣き出し、パーティとして連れ歩いている際に一歩進むごとにお金を落としてしまう、という迷惑な裏技が仕込まれていた。 しかし『ジャンプ放送局』の読者を中心に前述の3つの名前を付けるプレイヤーが多かったために、結局裏技としての意外性は殆どなかったという。 読者からも『榎本社長、残念ですがついに倒産です!』などといったネタ葉書が届いたり、『えのんを探せ!』というコーナーが大人気だったり、氏をモチーフにしたネタには必ずと言っていいほどお金が絡んでたりと、すっかり『貧乏だが愛されるネタキャラ』としての地位を確立していた。 そんな榎本一夫氏だが、2022年10月に引退を宣言するまで自身の設立したデザイン会社『有限会社バナナグローブスタジオ』の代表取締役として活躍していた。HPに載っている自画像も当時のタッチのまま。 当たり前だが榎本氏本人は全く貧乏ではなく、むしろ食道楽者(グルメ)として知られている。ただし、所謂B級グルメも大好きらしく、そっちの話題になると盛り上がるらしい。 当時のファンの語り草になっているダンジョンとして『怨みの洞窟』が挙げられる。 これは攻略する前に自分が1番~3番目に嫌っている人の名前を入力すると2・3番目に嫌っている人の名前の敵が雑魚として、1番嫌っている人の名前の敵がボスとして、それぞれ出現するという身も蓋もない趣向のもので(*30)、当時の『ジャンプ放送局』にも「怨みの洞窟を愛用している」旨の内容のお便りが多数寄せられたという。 微笑みの村で開催されている『天下一ダジャレ大会』の出場者の名前には当時の『ジャンプ放送局』の常連投稿者の名前が採用されている。
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昨日 - 今日 - 合計 - カテゴリ 『半妖の夜叉姫』 アニメオリジナル 原作(*1) 隅沢克之 監督 佐藤照雄(1話~26話)菱田正和(27話~最終話) シリーズ構成 隅沢克之 キャラクターデザイン 菱沼義仁 キャラクター原案(*2) 高橋留美子 音楽 和田薫 アニメーション制作 サンライズ 製作 サンライズ、小学館、読売テレビ 放送期間 2020年10月3日~2022年3月26日 コミカライズ版・作画 椎名高志 【概要】 『半妖の夜叉姫』とは、『犬夜叉』最終回以降の時系列を描いた、脚本家・隅沢克之によるアニメオリジナル作品である。2020年10月3日から2022年3月26日まで放送された。コミカライズ版である『~異伝・絵本草子~半妖の夜叉姫』が2021年9月25日から少年サンデーS(スペシャル)で連載中。1期12話×2クールの構成であり、1期を壱の章、2期を弐の章と区分している。 本作はあくまで『犬夜叉』をモチーフとしたオリジナル作品として制作するスタンスを取っており、『犬夜叉』の続編ではないと明言されている。公式サイト及び制作スタッフ関係者は一貫して続編という表現を使用しておらず、諏訪道彦プロデューサーは「『犬夜叉』の続編ではない」と明確に否定する方針を取っている。コミカライズの作画を担当する椎名高志も「正確にはこれは『犬夜叉』をベースに作ったオリジナルアニメ」「サンライズさんの作るIFワールド」という考えを示している。犬夜叉の娘・もろはと、殺生丸の娘・日暮とわ、せつなの3人を主人公としており、第1話のみ漫画『犬夜叉』を原作としているが、第2話以降は完全なアニメオリジナル作品となる。監督は壱の章を佐藤照雄、弐の章を菱田正和が担当している。佐藤の降板理由は、弐の章制作決定時点で次の仕事が決まっていたため。 『諏訪エグゼクティブプロデューサーのコメント。放送前から『犬夜叉』の続編ではないと明言されている。』 当初は「犬夜叉ワールド」の再始動を掲げ、今後も戦国御伽草子シリーズとしてメディア展開を広げていきたいとされていた。公式サイドとしても、この作品がるーみっくワールド初のアニメオリジナル作品の先駆けと称していた時期もある。しかし、原作『犬夜叉』から余りにもかけ離れた壊滅的な設定やシナリオ、視聴率の低迷と売り上げ不振により、当初から枠を確保していた弐の章までで打ち切りが決定した。放送局も続編の予定は無いと公表した事で、2022年4月の時点でメディア展開は完全に終了した。。 【シナリオ・設定】 本作は隅沢によるオリジナル作品であり、『犬夜叉』の原作者である高橋は脚本を執筆していない。ただし、アニメ『犬夜叉 完結編』において尺の都合でアニメ化されなかった漫画『犬夜叉』のエピソードを上記のアニメオリジナルキャラクターに差し替えて展開する手法を取っている。その為、ストーリーの一部を『犬夜叉』から流用していたり、回によっては『犬夜叉』で描かれたストーリーをキャラクターを変えてそのまま放送した回も存在する。結果として『犬夜叉』で死亡したはずのキャラクターが存命したままストーリーが展開されている他、『犬夜叉』と繋がらない場面や設定も多数存在する事となった。伏線を延々と張り続ける物語構成である。とわとせつなの母親がりんである事すら数ヶ月に渡り隠されていた。 主人公はとわ、せつな、もろはの3人とされているが、中心人物はあくまでとわ一人であり、せつなともろはは基本的にはサブキャラクターの立ち位置。とわは典型的な「なろう系主人公」であり、基本的に彼女が叫んだり願ったりするとそれが叶うストーリー構成となっている。そんな彼女が中心に据えられている為、作品自体の物語構成も非常に大雑把であり、いかなる危機に陥ってもとわが解決を願えば基本的にそれで解決してしまう。作中ではとわが呼べば天生牙が麒麟丸に敗北して瀕死の殺生丸を放置してあの世まで飛来し、とわが現代から戦国時代への帰還を望めば、阿久留が命を落としてまで現代から戦国時代へ送り届ける事となる。とわが優遇される一方で、『犬夜叉』の登場人物の扱いは恐ろしく悪い。本作の舞台設定自体が実質的に殺生丸とりんの尻拭いと言って差し支えない惨状であり、巻き込まれた犬夜叉たちもその状況を打開できずに十数年の年月が経過してしまっている。戦闘に関しても『犬夜叉』の登場人物は珊瑚を除いて不遇であり、殺生丸すら全ての戦いで引き分けか敗北である。 犬夜叉たちの娘を主人公とした理由として、「犬夜叉の物語は完結している」という高橋の強い意向があった(*3)。それに加えて、隅沢も「犬夜叉と殺生丸の物語は完結している」と考えており続編企画に対して否定的な考えを持っていた。制作スタッフ間での議論の結果、犬夜叉たちの子供世代の話にすれば多くの課題を作れるだろうという発想になった。それでもなお、高橋は続編を前作主人公の血脈にフォーカスする事に作家として強い拒否感を抱いており、反対を続けていた。その後、本作の企画協力・富岡秀行が高橋を説得し、前作主人公の血脈を主人公とする脚本が許可された。 本作には、殺生丸とりんの娘が登場する。原作においては二人の関係性がそこまで掘り下げられる事はなかった他、原作者である高橋本人も本作に関連したQ Aにおいて「私の中では殺生丸はりんの保護者」と発言している。「私の中では」という前置きからは、原作者が考える本来の殺生丸とりんの関係性と、本作における保護者と被保護者を超えてしまった殺生丸とりんの関係性には大きな相違がある事が見て取れる(*4)。壱の章を監督した佐藤も本作の制作に対し「原作ではなく劇場版を基軸としている」「原作者以外が原作で描かれていない殺生丸とりんの関係性を提示した作品」とコメントしており(*5)、殺生丸とりんが結ばれる設定は原作者が提示したものではないと認めている。壱の章中盤時点で今後の方針として『犬夜叉』と同様に恋愛要素にも力を入れる予定とされている。隅沢は、メインキャラクターであるもろは、日暮 とわ、せつなの3人全員に「かごめにとっての犬夜叉のような運命の出会いを用意している」と明言している(*6)が、打ち切りにより3人の恋模様がまともに描かれる事無く作品は終了してしまった。 弐の章からは監督である菱田の意向が強まり、脚本にも大きな影響力を与えたとされている。特に最終的な結末に関しては菱田と隅沢の間でも大きな隔たりがあり、理玖を消滅させとわを現代へ帰還させる悲劇的な結末を好んだ菱田に対し、隅沢は形なりには穏便な結末を望んだ。結果的に『犬夜叉』の原作者である高橋留美子による「とわが可哀想」という意見により理玖が復活する流れに作り直されたのが完成した最終回となった。ただし、菱田としてはとわと理玖、せつなと翡翠のカップリングに不満がある様子であり、とわとせつなは殺生丸のような男と結ばれて欲しいといった旨をアニメージュでコメントしている。 突如登場しなくなるキャラクターや設定が非常に多い。設定面で際立っているのは四魂の玉の予言である。当初は四魂の玉による「妖怪でも人間でもない者が麒麟丸を滅ぼす」という予言が麒麟丸と半妖である夜叉姫たちの対立の元凶として扱われていた。しかし、それ以降は一度も四魂の玉はストーリーには登場せず、弐の章では「麒麟丸は娘のりおんが半妖に殺害されたため半妖を憎んでいる」というシンプルな因縁が突如設定され、四魂の玉の予言は全く無関係になってしまった。キャラクターに関しては冥加が序盤に登場するが、全く説明なくいなくなり物語中には二度と登場しないなど説明なしに放置されるキャラクターが多数見受けられる。 【ビジュアル】 キャラクターデザインを『犬夜叉 TVアニメ』や『犬夜叉 完結編』でキャラクターデザインを務めた菱沼が担当している。メインキャラクターデザイン(*2)として原作者である高橋がクレジットされているが、脚注の通り、高橋は本作においてキャラクターデザインを担当していない。高橋が行ったのはキャラクター原案である。キャラクターの武器、装備などはデザインワークスの植田大貴がデザインしている。 【問題点】 原作者による否定 放送中から原作者をはじめとして、主要キャラの担当声優などからも本作の設定に疑問を呈する発言が幾度も飛び出しており、『犬夜叉』の原作者である高橋留美子は一貫して『犬夜叉』の続編を制作する事自体に否定的なコメントを述べ続けている。発端として、完結編放送時の2010年時点から高橋は『犬夜叉』のさらなるメディア展開を全て断っていたと諏訪Pによって明かされている。その後、2015年に再度『犬夜叉』の続編を持ちかけたが高橋の返答は「アレは終わったものです。」という断固とした反対であった。それでも制作側は高橋へのアプローチを続け、さらに3年後の2018年に遂に高橋がアニメスタッフの説得に折れて本作の制作がスタートした。高橋はその後一度も本作に好意的なコメントはしておらず、公式ガイドブック、少年サンデーSにおけるインタビューで「本当にやるの?というのが正直な感想だった。」と続編に対する否定的な意見を残した。本作は殺生丸とりんが結ばれ子供がいる設定になっているが、それに関しても高橋は「私の中では殺生丸は保護者です」とコメントした。 【殺生丸を保護者と明言する高橋留美子】 設定、キャラクターの矛盾 『犬夜叉』と設定やキャラクターの変遷や矛盾が見られる。具体的な矛盾は【半妖の夜叉姫の登場人物】及び【半妖の夜叉姫の地名・用語・技】を参照。本作オリジナルキャラクターでさえ、ことある毎に台詞や目的が変化するなどシナリオ自体の矛盾や設定の解離が激しい。具体的には、弐の章15話では「妖霊星を倒して人間から崇められ妖怪達から恐れられる存在になる」事を目的としていた麒麟丸が弐の章21話では「妖霊星によって人間を滅ぼす」事を目的にしている等。アニメージュ2022年4月号のインタビューでは一転して「麒麟丸は人間を滅ぼすのではなく強さを求めている」と説明されるなど何が正しい設定なのか不明である。 キャラの使い捨てが目立つ。理玖と旧知である様子の耳千里や、せつなの武器を作った刀々斎などいかにも重要な役割で登場したキャラがその回限りで二度と登場せず終了する。冥加に到っては、もろはたちの旅に同行していたにも関わらず突然登場しなくなり、その後二度と登場せず誰からも言及されていない。もろはを預かったという設定で名前だけ言及された鋼牙もその動向は一切不明。かごめの娘を預かりながら天涯孤独にして放置していた理由も明らかにされず、今作の鋼牙は最低の男という評価は免れない。 火力インフレ 登場人物の火力が激しくインフレしており、特に雑魚妖怪に対する殲滅力は百体や千体どころではなく、多くの登場人物が数万体を容易く葬る域に達している。特筆されるのは幾千万の妖怪を瞬殺する珊瑚の漆黒の飛来骨。次いで数万体を瞬殺するせつなの所縁の断ち切りなど。また、麒麟丸の爆星剣や日暮 とわ及び希林 理が操る斬星剣など、爆砕牙を超越する武器も多数登場。そんな麒麟丸でも回避以外に対処できない威力となったもろはの破魔の矢など、個人の能力としてもインフレが加速。終盤には世界最強の妖怪とされる妖霊星と、その本体である妖霊蝶も登場。一方で原作では比類なき妖刀であった殺生丸の爆砕牙は山を打ち砕く風の傷にすら大きく劣る程度の描写に留まるなどむしろ弱体化が見られる。 【麒麟丸に片手でかき消される爆砕牙。風の傷にすら及ばない。】 作画ミス・コピペ 弐の章以降は作画の乱れが激しく、特に着物の柄は作画スタッフ同士でまとまりを大きく欠いており、毎回と言ってよいほど柄が変わってしまっている。引きの絵も弐の章以降は明確に簡略化されており、キャラクターの目が単なる点として描かれる事例も多数確認されている。基本的に『犬夜叉』から登場するキャラクターの作画が崩れる割合が多く、新規キャラクターの中ではもろはは顔と肉体のサイズバランスが崩れやすい傾向にある。とわとせつなは基本的に美麗である事が多い。なぜか殺生丸は特に作画が悪い上、まともな戦闘シーンもほとんどが『犬夜叉 完結編』からの使いまわしである。最終回のラスト、最後の登場シーンすら壊滅的な作画で描かれる後味の悪い結末となってしまった。 || 【本作最後の殺生丸の姿。最後まで作画崩壊の憂き目に遭う。】 全く同じシーンを使い回す手法も多く、各週アニメであれば頻繁に見られる手法だが、2クールアニメとしては異例なほど使い回しが多い。驚くべき事に、同作品の使い回しだけでなく、前作にあたる『犬夜叉 TVアニメ』や『犬夜叉 完結編』のシーンから使い回しているシーンまで見られる。過去の回想シーンなどで過去の作品が用いられる例は数多いが、全く別のシーンとして再利用される作品はさすがに珍しい。最も力を入れているとスタッフに語られていた殺生丸最大の見せ場である、麒麟丸との決闘シーンまで『犬夜叉 完結編』の作画を再利用したものである。ただでさえ出番が極めて少ない殺生丸の、かつ最大の見せ場となるシーンすら新規に作画していない作品という事になる。 || 【左は『犬夜叉 完結編』、右は『半妖の夜叉姫』。コピペである】 スタッフによる問題行動 脚本家である隅沢克之は公式ガイドブックにおいて、続編に反対していた意向を発表しており、本作を担当したのは自分以外に任せると言われたからだとコメントしている。同ガイドブックにおいて高橋留美子は本作を許可した理由に「隅沢さんの熱意です。」と回答している事から、隅沢による本作への意欲の低いコメントには疑問の声が寄せられた。 弐の章監督である菱田正和は、2021年12月31日に本作に関わる全てのツイートを削除した。Twitterの利用は個人の自由とはいえ、視聴者による数多の応援リプライをもまとめて削除した事から批判が集まった。また、菱田はこの削除以降、自身が担当する別作品「あんさんぶるスターズ劇場版」の情報発信に終始し、放送中である本作に対し完全無視を決め込んでしまった。監督である菱田自身が本作をあからさまに無視するという異常事態に、『半妖の夜叉姫』のファンは大いに驚愕させられる事となった。 44話の絵・コンテを担当した豆塚隆は、なぜか現行の物語と全く無関係のイメージを持ちながらコンテを描いたとTwitterで自ら公表している。イラスト自体はいわゆる殺生丸×りん向けのファンアートである。しかし、豆塚が担当した回は殺生丸が瀕死の状態、犬夜叉一行もとわもせつなも命賭けで戦っている真っ最中。さらに、りんは娘たちとの抱擁すら拒絶し戦いに送り出した直後となる。それを考慮すれば、倒れている殺生丸と笑顔でいちゃつくりんというイメージは、余りにも物語から逸脱していると言わざるを得ない。絵・コンテ担当者がそうした物語から明らかにかけ離れたイメージを持ちながらコンテを描いているという事実は、多くの視聴者に作品への疑念と動揺、衝撃を与えた。 本作の作画スタッフは本作終了後にX(旧Twitter)において殺生丸×りんの同人活動を行っており(2023年8月現在も活動している)、版権アニメに携わる者として最低限の矜持に欠けており、結果として本作も同人作品の延長戦に過ぎないという評価を確固たるものにする事となった。 【サブタイトル】 壱の章 話数 サブタイトル 放映日 第1話 あれからの犬夜叉 2020年10月3日 第2話 三匹の姫 2020年10月10日 第3話 夢の胡蝶 2020年10月17日 第4話 過去への扉 2020年10月24日 第5話 赤骨御殿の若骨丸 2020年10月31日 第6話 古寺の猫寿庵 2020年11月7日 第7話 林檎の出会い 2020年11月14日 第8話 夢ひらきの罠 2020年11月21日 第9話 冥王獣の冥福 2020年11月28日 第10話 金と銀の虹色真珠 2020年12月5日 第11話 人喰い沼の呪い 2020年12月12日 第12話 朔の夜、黒髪のとわ 2020年12月19日 第13話 戦国おいしい法師 2020年12月26日 第14話 森を焼いた黒幕 2021年1月9日 第15話 月蝕、運命の惜別 2021年1月16日 第16話 もろはの刃 2021年1月23日 第17話 二凶の罠 2021年1月30日 第18話 殺生丸と麒麟丸 2021年2月6日 第19話 愛矢姫の紅夜叉退治 2021年2月13日 第20話 半妖の隠れ里 2021年2月20日 第21話 虹色真珠の秘密 2021年2月27日 第22話 奪われた封印 2021年3月6日 第23話 三姫の逆襲 2021年3月13日 第24話 殺生丸の娘であるということ 2021年3月20日 弐の章 話数 サブタイトル 放映日 第25話 天生牙を持つということ 2021年10月2日 第26話 海の妖霊 2021年10月9日 第27話 銀鱗(ぎんりん)の呪い 2021年10月16日 第28話 産霊山(いぶきやま)の結界 2021年10月23日 第29話 りおんという名の少女 2021年10月30日 第30話 退治屋翡翠(ひすい) 2021年11月6日 第31話 竹千代の依頼 2021年11月13日 第32話 七星(ななほし)の小銀河 2021年11月20日 第33話 魔夜中の訪問者 2021年11月27日 第34話 決戦の朔(前編) 2021年12月4日 第35話 決戦の朔(後編) 2021年12月11日 第36話 永遠にない場所 2021年12月18日 第37話 是露(ぜろ)の想い 2021年12月25日 第38話 東雲(しののめ)の麒麟丸(きりんまる) 2022年1月8日 第39話 親子の再会 2022年1月15日 第40話 三姫の脱出 2022年1月22日 第41話 阿久留(あくる)のかざぐるま 2022年1月29日 第42話 崩壊する時の風車 2022年2月5日 第43話 暗転の舞台(ステージ) 2022年2月12日 第44話 妖霊星(ようれいせい)が墜ちる時 2022年2月26日 第45話 希林理(きりんおさむ)の妖征伐 2022年3月5日 第46話 絶望の妖霊蝶 2022年3月12日 第47話 父と娘と 2022年3月19日 最終話 永遠(とわ)に続く未来 2022年3月26日 コメント 縁の断ち切りが切った妖怪は十把一絡げのクソ雑魚妖怪、原作で爆砕牙が倒していたのは奈落の厳選した妖怪達、数だけで強さを決めるのはナンセンス。lv1〜10程度の敵1万を倒せるのとLv50以上の敵100体を倒せるのを比較しても意味は無い。それに爆砕牙でも同じ事はできる。 -- 名無しさん (2021-12-01 14 32 38) 奈落の妖怪も雑魚妖怪なんでは。厳選した妖怪達という設定は見た事がない。少なくともせつなが倒した妖怪たちと奈落の操る雑魚妖怪にレベル10とレベル50のような格差はとても感じられないけどね。もちろん爆砕牙の爆砕伝導能力を加味すれば爆砕牙の方が総合火力は上だとは感じるけど。 -- 名無しさん (2021-12-01 15 09 36) 奈落に通用するかといえば違う気もするね。とはいえ、雑魚妖怪と言えどもあれほどの数を瞬滅できるようなキャラは犬夜叉にいなかったのも確かで、14歳の半妖の火力という意味ではインフレとしか言いようがないのかな。 -- 名無しさん (2021-12-01 15 19 27) なぜか爆砕牙が爆砕しなくなってるから、いずれにしても所縁の断ち切り>爆砕牙 -- 名無しさん (2021-12-01 15 29 00) どうしてここまで繋がらない物語にしてしまったのだろう -- 名無しさん (2021-12-01 18 21 20) 控えめに見ても所縁の断ち切りの最大火力は爆砕牙よりも上でしょう。妖怪の質についても、どう見ても差があるようには見えません。どちらも言葉を話せない、いわゆる雑魚妖怪です。 -- 名無しさん (2021-12-02 20 44 59) アニメ世界線をベースにしたパラレルワールド。ちょっと設定に矛盾が多すぎるのでふわっとオブラートに包んで見る必要がある。原作世界線にもろはは存在するだろうけど、とわとせつなはいないだろうなぁ。 -- 名無しさん (2021-12-23 02 40 07) 高橋留美子先生も、もろはのデザインや設定は一発OKだったと書いてあるので、とわとせつなは想定外だったっぽいですよね -- 名無しさん (2021-12-23 14 20 25) どうして犬夜叉と繋げなかったんだろ -- 名無しさん (2021-12-31 15 01 53) 作者がもろはを主人公にしても二番煎じにしかならないと言ったからだった筈 -- 名無しさん (2022-01-05 01 12 29) もう正直殺生丸が麒麟丸に負ける未来が見えないし次の話で終わってもいいぐらい夜叉姫の出番無いけど後10話どうするんだろ -- 名無しさん (2022-01-05 01 13 47) でも殺生丸が麒麟丸に負けたんでしょ -- 名無しさん (2022-01-05 01 24 17) 作者監修の劇場版でも、闘鬼神で放った蒼龍破で小山くらいは軽々消し飛ばしていたから。別に火力面で劣っている訳ではない。メタ的に言えば、まともに斬り合えば麒麟丸にも劣らないからこそ娘を庇うという形でハンデを負わせた訳だしな -- 名無しさん (2022-01-16 23 48 29) そうやって劣ってないと見ようとすれば見れるかもしれないけど、まぁ普通に見れば劣ってるわな -- 名無しさん (2022-01-17 00 00 20) 劇場版は作者監修じゃない。それに、小山を消したシーンが思い出せないけど、いずれにしたって蒼龍破は奈落の結界すら破れない。金剛槍破以下 -- 名無しさん (2022-01-17 00 03 24) 過剰に作品アンチする為に「娘達を超えた」と強調する輩は居るが、そもそも留美子直々に「息子にすると父親超えの物語になるから、そうしない為に娘なら続編をやっても良い」という前提条件付きで許可が下りて、その後も留美子当人がガッツリ監修入れているから犬夜叉や殺生丸を超える訳無いだろ -- 名無しさん (2022-01-17 00 18 48) 紅蓮の蓬莱島で凶羅を消し飛ばす際に、蒼龍破を地面を伝達させる形で凶羅が立っていた小山ごと噴火みたいに消し飛ばしている。もっとも、百を超える妖怪諸共山を削り飛ばすくらいは最初期の風の傷でもやってるけど -- 名無しさん (2022-01-17 00 21 23) 監修はデマでしょ。とっくに超えてる。 -- 名無しさん (2022-01-17 05 12 30) 凶羅の立ってたのが小山とか大げさすぎ。そんなことは蓬莱島を崩壊させてから言え -- 名無しさん (2022-01-17 05 33 33) ストーリーには一切手を出していないってガイドブックで答えてるから監修ではないですね。メインキャラ3人の台詞だけは時々チェックするそうですよ。 -- 名無しさん (2022-01-17 05 48 56) 「娘達を超えた」じゃなくて「父親たちを超えた」の間違いでは?実際描写されてる限りでは爆砕牙は余裕で超えてるけど。 -- 名無しさん (2022-01-17 06 00 53) ひどい -- 名無しさん (2022-01-19 02 03 10) 参の章なくて良かったかも -- 名無しさん (2022-01-19 15 53 49) 終わって良かったね -- 名無しさん (2022-02-24 15 50 22) 控えめに言って黒歴史だよなあ -- 名無しさん (2022-03-16 23 46 05) ひどい -- 名無しさん (2022-03-17 16 29 07) いやーひどかった!これで本筋のストーリーは終わりか!こりゃ確実に黒歴史ですな -- 名無しさん (2022-03-19 20 03 03) 珊瑚最強で終わりか -- 名無しさん (2022-03-19 20 03 23) 最低のアニメ作品 -- 名無しさん (2022-03-19 20 22 06) 3期以降も、殺生丸の娘達という生死を司る双子神による、西洋妖怪()ユグドラシルやウロボロスに盤古神話の巨人なんかを退治しつつたまに人助けやアクーパーラのような存在を助けるみたいな、宇宙開闢天地創造神話を放送し続けて欲しいね -- 名無しさん (2022-04-13 13 50 10) とわとせつなは神じゃないですよー -- 名無しさん (2022-04-13 14 00 33) 最低のアニメ -- 名無しさん (2022-05-18 19 24 35) 高橋留美子にガン無視されたアニメ -- 名無しさん (2022-05-19 08 47 52) 原作者のコメントを「原作最終話時点では」って説明する意味がわからない。原作最終話時点は犬夜叉という物語そのものであってそれ以上の設定は存在しない。 -- 名無しさん (2022-05-19 16 06 03) 作画とコピペはさすがにひどすぎる -- 名無しさん (2022-06-07 17 59 36) 同人以下アニメ -- 名無しさん (2022-07-26 23 24 17) 名前 コメント
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半妖の夜叉姫 色 出演者 備考 黄色 日暮とわ(声:松本沙羅) 水色 せつな(声:小松未可子) 緑色 もろは(声:田所あずさ)
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《緋月の夜叉姫(くれないのやしゃひめ)》 私は生きる。生きて明日を慈しみ、歴史を呪う 時は現代、混沌世界に新たな日ノ本が明朝を迎える 文明壅塞島 大和。それはかつて誰かが青い星に残した大望の忘れ形見 立ち向かうは威風堂々、驚天動地の一騎当千 立ち塞がるは怪力乱神、完全無欠の国士無双 墜つは天照す神子か、孤高に瞬く凶星か OPENING 空の極みへ ENDING The Fourth Avenue Cafe 粗筋 バスカヴィルと敵対し、体制を整えるべく新天地を目指す悪魔城一行 キャンピングカー3台での冒険記の果て放浪の末たどり着いたのは、複数の極小国家が集合する南東の群島共和国レサーティアであった そのうちの一つ、大和国の老中徒紀和姫?の策謀にハマり足を休める暇もなく彼女らは連行されてしまう 解放と定住の条件として提示したのは、戦闘部族白鬼が率いるマフィア、『瑠璃』と、民族対立の緩和に向けた対談のため、その仲介役を担うというものであった そもそもの瑠璃が創立されたきっかけである、白鬼と人間の種族間対立にピリオドを打つため、 瑠璃の首領が自ら出向き、初めて対話によってこの問題の解決を試みるらしく、事がうまく運べば共同戦線を組み打倒バスカヴィルすらもやぶさかではないというが……? 一方、口裏を合わせたかのように十刀剣武祭に参加した一騎当千の猛者達が続々とこの地に集結し尋常ならざる気を漂わせる ヒトと白鬼、この異種間の和解へ向けた動きに合わせるかのように不穏な影が蠢き、『三つ巴』の戦いが幕を開けようとしていた 概要 参加者の行動、属する勢力によって進行が大きく変動する群青ドラマ ドラマの開始は自由です。野良ドラマの中でも関連した話題等あればログを回収しシナリオに組み込みます。 打合せ・野良等進行方向も参加者個々にお任せします。 質問・打合せ等あればチャット掲示板かかふぇのSkype・discordeにて受付ます。 現在のドラマの状況については下記に纏めますでそちらをご覧ください。 ログ intro - 子守唄 - 壱 弐 第一節 - 閃劇の猛者 - 壱 弐 参 肆 第二節 - 均衡の崩壊 - 壱 弐 参 第三節 - 魔剣 - 壱 弐 参 第四節 - 池田屋 序 - 壱 弐 参? (以下項目追記修正自由) 人物 緋月の夜叉姫 登場人物へ移動 資料 全体の状況 +... 勢力図 【現状】 将軍が自らの余命宣告をする。 これを巡って現将軍亡き後の大和の行方を左右する政治闘争が水面下で始まる。 いつ内戦に発展してもおかしくない緊張状態。 このタイミングで徒紀和姫が将軍お抱えの企業『大和造船(瑠璃)』へ取引を持ちかける動きが見られるようになる。 他老中がこれに目をつけ、取引の場である国営料亭『池田屋』に各勢力が集中。 武力行使も視野に入れ準備を進めている。 現在この政争は徒紀和姫と大和造船の取引が中心に動いている。 【各勢力状況】 将軍 事の発端 千里眼で自分が『夜叉姫』に殺される未来が見えたらしい 所在地不明 ユキに自らの旧的である『夜叉姫』の討伐を命じる 現在ユキは池田屋に招かれている 宗方 陸海軍・瑠璃傘下にあるYAKUZAを自由に動かせる 将軍に忠実に動いており、最も信用を置かれている立場であることから最も有利な立ち位置にある 現在池田屋に駐屯中 徒紀和姫 大和造船に取引を持ちかける下準備をしている 軍事力を持たないが腕利きの精鋭を味方につけている為戦力としては不足がない 掴み所のない人物である為最も警戒されている 池田屋と実家を往復している グラナートファミリエを実質顎で使っている 伊蒼陣営 静観を決め込んでいる。 政争開始直後早々にやらかした麻統陣営に屍体蹴りをするようにしてヘイト避けに使っている 各陣営を暴れるだけ暴れさせてから情報操作で一網打尽にするつもりかもしれない。こわい 池田屋に拠点を置いている 麻統陣営 後手に回った挙句自分の私兵がやらかした為、将軍の座を狙う謀反人と伊蒼に断定され『ヘイト避け』にされている 形勢逆転を狙うべく副官である『アヤセ』の手引きに従い『大和造船』と『徒紀和姫』の弱みを握ろうとしている ルドゥラを味方に引き入れている為こちらをアテにした方が勝ちの目がありそうだが、アヤセにいいように利用されている為そのことに気付かない 現在地不明 魔剣月虹 『リベリオン』の登場人物を次々と襲撃している謎の自立型兵器 現状どの勢力に属するかは不明だが、負傷し動けなくなっているところを一度徒紀和姫に引き取られている 現在地不明 グラナートファミリエ 徒紀和姫と瑠璃の取引の仲介人という名目上、 バスカヴィルから逃れる拠点である為水の国から離れられないのをいい事に顎で使われている 池田屋に拠点を置いている クローバー 『風の国』に拠点を置く謎の組織 大和の老中を始めとする政治屋や、グラナートファミリエの面々と敵対しているようだが… 現在構成員のソリダスへ、紅夜から何かしらの情報提供があった様子 池田屋に潜伏…? 大和について +... 資料画像 用語 将軍様 大和の統治者、将軍を指す 彼の率いた連合艦隊は帝国を退けるという功績を残し、 その栄光は大和のみに止まらず水の国全土で語り継がれている 曰く将軍とはこの国家における『意志を持つ冠』であり、自ら政治主導を行うことはない しかし将軍を味方につけるということは、政治主導を担う絶対条件であって、 将軍の意向に沿わない治世は決して許されない 老中 大和の治世を担う役職を指す。枠は四名 各々が軍部や官僚といった役職に着き、各自の立場、視点から政を執り行うことで調和の取れた治世が成されている 基本は世襲制だが、近年老中の一人である大石長介が子息共々変死を遂げ、跡取りがないことから、 将軍自らの使命で現在『伊蒼義隆』がその後釜を務める 鳳凰様 大和の統治者、将軍を象徴する物 例の如く鳳凰そのものであり、それを模った『鳳凰様の木彫り』は土産物として知名度がある 白鬼 ビャクキ。頭から生えた角以外容姿に東洋人と相違がない亜人種 水の国はルージェ・ルナーラの歴史を省みて全ての亜人種に人権が法的に約束されている だがこれはあくまで『法的』なものであって、大和ではこのビャクキとヒトの対立が絶えず続く 民意がその種族を否定すれば、合法的な迫害は不可能でも差別や不当な扱いは抑制しきれていないのが現状である 出店 大和公安部、その陰に徹する武闘派集団。通称『出店』 日本刀による白兵戦は勿論、銃器・暗器の扱いに秀でており、ワイヤーガンを使用した移動など機動力も高い あくまで噂上の存在で公にどの派閥に属するか明かされていない 帝国 風の国ヴィンタニアを指す。水の国にもかの帝国は侵略戦争を仕掛け、約100年にも渡る戦争が続いた 反撃の兆しは一向に見えず、10年も長引けば水の国は敗戦していた。世界政府の介入によって帝国は軍を引かせざるを得なくなり、この戦争は幕を引いているが、 この実質的敗戦を受け入れられず、帝国への報復を訴える者は特に大和に多くいる 夜叉姫? 将軍がその千里眼で自身を打つ未来が見えたと語る存在 白鬼の祖であり、真の鬼であるとされる 瑠璃の構成員も何故か彼女を追っている様子 .
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登録日:2010/10/29(金) 16 57 12 更新日:2024/04/23 Tue 09 35 34NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 RPG SFC まさに外道 カルラ ゲーム スーパーファミコン トラウマ ←一部 ハドソン パロディ リメイクは難しい ←待ってます 名作 新しい村 新桃太郎伝説 昔話 桃太郎 桃太郎伝説 鬱展開 鬼畜 『新桃太郎伝説』はハドソンから発売されたスーパーファミコン用ゲームソフトである。 ・概要 ・ストーリー ・主な登場人物桃太郎と仲間たち 敵対する鬼達たち ・本作の魅力システム 登場キャラ プレイのハードさ ・余談 ・概要 ジャンルはRPG。 ファミコンなどの機種で桃太郎伝説1や2が展開されており、内容は2のリメイク(*1)であるが、新桃太郎伝説単体でプレイしても特に問題はない。 CM バーイ、ハドソンッ! 伝説の桃から生まれた…あ桃太郎~っ!!!! 新桃太郎伝説 今回は…何故か月から墜とされて、村人みんなに助けられ、行ってきますと鬼退治!スリの銀二と旅に出たぁ!!常識外れの立体マップ!!! 斜め見おろしマップ ベベル・ビュウ・マップ お供従えアクティブウォーク♪ キャラの速さで歩く アクティブ・ウォーキング・システム 年末の 発売待たずに ハドソンは 今から見せちゃうっ~!!!!! スーパーファミコン版 新桃太郎伝説 買わなきゃ、ハドソン♪ CMのノリは結局いつものハドソンであった…。 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の作中作かと思った人はこちらへ。 ・ストーリー 悪さをする地獄の「えんま様」をこらしめた桃太郎(以上初代『桃太郎伝説』参照)であったが、地獄ではそのえんま様に対する処遇が問われていた。 鬼の一匹「カルラ」は、地獄の王「伐折羅王」に取り入って、「えんま様」を失脚させ、更には月の「かぐや姫」を誘拐するよう進言。かぐや姫に危機が迫る。 それを聞かされ桃太郎はかぐや姫を助けに向かうため牛車に乗り込む かくして「桃太郎」は鬼の野望を阻止するために月へ向かうのだが…。 新桃太郎伝説の物語はここから始まる。 前作や前々作ではギャグ要素たっぷりの仕上がりになっていたが、今作はシナリオに力を入れておりなかなかにハードな仕上がりになっている。 特に「明確に命を奪われる」シーンが存在するのは大きく異なる点である(*2)。 「己が悟りを得て仏にいたる」宗教である上座部仏教と、「功徳を積み、衆生全てが救われる」宗教である大乗仏教の対立がテーマ。 ……まぁ、上座部側が悪役な分、だいぶ偏見が入っているのはご愛嬌。 と言ってもところどころにえのっぴどぅー!な演出や桃太郎シリーズ恒例のあのシーンは健在。 ・主な登場人物 桃太郎と仲間たち 桃太郎 我らが主人公。 今回も刀を片手に悪事を働く鬼達を懲らしめ、愛と勇気を伝えていく。しゃべらない。 お供は犬のポチ、猿のモンタ、キジのキーコ。 平均以上のステータスに豊富な術と立ち回りは何でもござれ。ただしやられると、たとえ仲間が残っていてもゲームオーバーなので注意。 本作は敵も強力だし、集中攻撃をしてくる敵も多いので。 ちなみに切り札であるろっかくの術を使うと「刀の鋭さ」があがるが、伐折羅王曰く「桃太郎の刀からは血の匂いがしない」ため、斬ってはいないらしい。 金太郎 「桃太郎でねが!」 相撲の技を駆使してパワフルに戦う。体力・力共に申し分ないいわゆる戦士タイプ。 術は使えないが、体力を消費してステータス等に影響を及ぼす「すもう技」を使うことができ、ただの脳筋キャラでは終わっていない。 対ボス戦は特に重宝するが、特化型の特性上、一部ボス敵とは非常に相性が悪いのが難点。 天気の弱点は日照りで何も出来なくなってしまう。 浦島 「桃太郎さん!頑張りましょう!」 術を駆使して補助回復。素早いが、体力・攻撃力は若干心許ないいわゆる賢者タイプ。 といっても高性能な武器がすぐに手に入るので、攻撃面では長い間頼りに出来る。 体が弱く、苦手な天気は4つと仲間中最多で、天候不良になると防御力が半分になる。 かぐや姫 月に住んでるお姫様。再び鬼に狙われるが終盤で……。 銀次 桃太郎によって改心し実家の料亭を継いでいたが、桃太郎の危急を聞いて飛んできた。 最初の仲間だが、離脱する場面が多く正式な仲間になるのは桃太郎城が建ってからである。 10段になると盗みを解禁し、資金・経験値・ドーピング用のアイテムを集めるのに活躍する。敵は勝手に攻撃して相手を倒してしまうお供 武器を4種類持てるが戦闘中に武器を「使う」ことができなかったり、ステータス的に今一歩劣る部分がある。 寝太郎 ほとんど寝てる。 実はステータスが非常に高く、起きた時には庇えば全員を庇い、攻撃も必ず会心の一撃になったりするのだが、起きる確率がかなり低く(1/16)扱いにくい。 寝言があれば・・・ 日照りになると永眠する。 でか太郎 雪が降っている北国の庵に住んでいるふんどし一丁の巨人。「アッポー」が口癖。庵の裏の池や塔の中のつづらを回収してくれるいい奴。 武器や防具を装備できないが、攻撃した時にダメージが1~攻撃力までのランダムになる(*3)という特徴を持ち、 さらに空中の敵に対しても命中率が落ちないのは良い点(*4)。 しかしステータスが劣悪(*5)な上にほぼ上位互換のましら(*6)がいるので・・・ はらだし はらだしは種族の名前で、本名は里吉。桃太郎の仲間になることを夢見ているが、きびだんごをトカゲのしっぽと勘違いして覚えている。 ヌルヌルした身体のため物理攻撃が一切効かず、しかも体力がずば抜けて高いので他人をかばうだけで活躍できる。 防御力も高いが先述の理由から無意味。 しかしレベルを上げていくと体の一部を露出する強力な術を使うこともできるので、何をさせるか悩みどころ。 戦闘中温泉旅行に行く事も出来る。 この他レベルを5ずつしか上げられない、専用の回復アイテム「はらだしのお茶」(*7)を持つといった特徴も持つ。 えんま様 前回桃太郎に懲らしめられた。今回はその罰として失脚し、幽閉されるなど散々な目にあう。 苦境に立たされつつも桃太郎に教えられた愛と勇気は決して失わず、地獄の未来を憂いている。 デフォルトで2回行動が可能であり、ステータスも高く術も便利なものが揃う。バグで99回行動までできる今作1、2を競うチートキャラ。 強いて欠点をあげるなら、術力の最大値が低めなことぐらいか。 えんまを慕う鬼達は幹部クラスで実力も高い。特に風神、雷神コンビは… あしゅら えんま様の懐刀と呼ばれる鬼。 知略に長け、希望の都では謎掛けで桃太郎達を苦しませるが、改心した後は味方になる。 癖のある術が多いものの攻撃・回復・補助全てこなせるためかなり便利。攻撃力と素早さも高く、防御力がやや低めなことを考慮に入れても使えるキャラ。 しかし分身の術に分身が倒されると人気が下がってしまうという欠点がある。分身なのに倒されてはいけないとはどういうことなのか・・・ といちやはあしゅらの術全てを使う事が出来ない。 風神 「ぴゅるるるるぅー!」 えんま様の側近の一人。 カルラにえんま様の減刑をちらつかされたことで、再び桃太郎と戦う。 初登場時にはその風でパーティーメンバーを世界中のどこかに吹き飛ばしてしまう。 その後2度桃太郎と戦った後に、鬼側(というかカルラ)を見限ってえんま様を救出するために桃太郎の仲間になる。 例によって1段からの鍛え直しになるが、風神と雷神に関しては初期能力が非常に高いため装備さえ揃えてやれば即戦力になる。 仲間としては物理寄りの万能型。風神という名前の割に風系の術を中位までしか覚えないが、そこそこの回復術と桃太郎と同等以上の肉弾戦能力が頼りになる。 雷神 「ぐゎらり!ぐゎらり!」 えんま様の側近の一人。 風神の親友で、彼と桃太郎一行との戦いに助太刀に現れる。 後に最初から風神とコンビを組んだ状態で桃太郎と再戦。この時の戦闘の厳しさはゲーム中最難関とも言われる。術を封印可能な夜叉姫、あしゅら、ましらがいれば相当楽になるが 戦闘後は風神と一緒に加入。 見た目の割に打撃力はいまいちだが、代わりに攻撃系の術のエキスパート。 素の状態でも雷系・炎系を使えるが、風神と一緒にパーティーにいると風系・波系の全体攻撃術まで使用可能になる。風系が風神よりも強いのまで覚えるというのはどうなんだ。 加えて技(MP)は全キャラ中トップクラスで、体力(HP)も意外なほど高いため術使いとしては異例のタフネスを誇る。 また二人で合体攻撃も使えるのだが、こちらは敵味方全体にダメージを与えてしまうため使い勝手は悪い。素直に術で攻撃しよう。 なお、このゲームはこいつのセリフ「ぐゎらり!」のためだけに「わの小文字」という珍しいフォントがある。 夜叉姫 伐折羅王の娘である鬼姫様。本作では鬼と人間のハーフで、鬼三兄弟の末妹という設定である。 ダイダ王子、アジャセ王子の異母妹で、桃太郎に力試しを挑んだ後、改心して仲間になる。 「お風呂に入るのに着物のままなんておかしいわよね!」 敵として戦うときには正に鬼の強さなのは『桃太郎伝説Ⅱ』同様で、削除された分身の術に代わって身に着けた流れ星の術(*8)が非常に強烈。油断しているとこの時点で体勢が一挙に崩されてしまうほど。 更に本気を出してステータスアップもオリジナル版同様のルーチンだが、こちらではテキスト上はどの程度上がったのかが ぼかされていたオリジナル版と違い、すべてのステータスを明確に「2倍」も強化するというあり得なさでプレイヤーを絶望に陥れた。 一方、仲間になってからの性能については残念ながら「敵幹部が仲間になると弱体化」のセオリーをくらってかなりの弱体化が施されてしまい、 流れ星の術の威力がさほどでもなくなってしまうことも相まって、劣化桃太郎といったポジションに収まっている(*9)。 懲らしめてから仲間に加入するまでの流れは『II』を踏襲しているが、オリジナル版では口調や物腰が女の子らしくしおらしくなるのに対して、 本作では戦闘前とあまり変わらず、ハキハキとした快活な口調のまま。 その代わり、本作では加入を快く受け入れてくれた桃太郎に対し、言いよどむ様に呼び捨てからさん付けに改めるようになっていて、ツンデレ度が少し上がった。 ましら サルの鬼。 自覚はないが音痴であり、ほほえみの村で大音量で歌を歌って村人たちに迷惑をかけていたが、桃太郎に負けて改心する。 武器を装備する事ができず、攻撃も鍵盤を3つ押し三和音を出して攻撃するという独特な攻撃方法で、音が出ない場合は何もしなかったことになる。 クセは強いが鍵盤による攻撃方法が最初から全て解禁されていることもあり、性能は非常に高い。唯一日照りに強い。 雪だるま 桃太郎に会うとおにぎりをくれる女の子。風鈴をあげると仲間になる。 一切の装備が出来ず攻撃も気まぐれで、そのどれもが敵はおろか味方にすら影響を及ぼすものばかり。 そのためまともな戦力としては期待できないが、極々マレに敵全体を一撃で葬る必殺技「1000本の氷の刃」を繰り出し、 ザコはおろかボスすらも一撃で葬る必殺仕置き人と化す。 黒河童 桃太郎たちのアイテムを持ってとんずらしてしまう嫌な敵。 しかしきゅうりには目がなく、手持ちにあれば最優先で取っていき、きゅうりをかじってしばらく動けなくなり、きゅうりを食べてる間に倒すと仲間になる。 一切の装備が出来ず、攻撃する時はユキだるまと同様気まぐれな攻撃を行うが、多少の術を使う事が出来る。ただし攻撃を受けるとよく攻撃力が下がる。 福の神 桃太郎に会うと金をくれる神様。人気度が一定以上あれば、神々の里で仲間にできる。 本人曰く「自分がいればお金がたくさん手に入る」とのことだが、実際のところは福の神が絶好調状態の時限定で敵の落とすお金が2倍になる、というもの。 しかし術や特殊技を持たずステータスも低いため、戦力としては辛い。 一応全キャラ中最も絶好調になりやすいという長所はあるが……。 天邪鬼 桃太郎に会うとひねくれた願いの叶え方をしてくれる。 名前は鬼だが(一応)神様で、神々の里で要求してきたもの全てを見せると仲間になる。ただし一つでも足りないと全て集め直し。 一切の装備が出来ず、松竹梅特の4種類から選んでその中からランダムな攻撃を行う。 自パーティーにマイナス影響を及ぼすものも多いのでかなり使いにくい。特に、「特」を選ぶ時は覚悟したほうがよい。 能力は最低クラスな上にランダム攻撃のせいで不安定なので、パーティーには完全にお遊びで入れるキャラ。 貧乏神 こちらも神々の里で仲間になる。シリーズおなじみのお邪魔キャラだが、神様たちの中では唯一無条件で仲間になってくれる。 加入時には好きな名前をつけることができるのだが、この時「えのん」「えのっぴ」「えのもと」のいずれかにすると加入時に一歩ごとにお金を落としてしまう。 一応は隠し要素なのだが、当時は「ジャンプ放送局」の影響によりこれらの名前をつけるプレイヤーが多かったため全く隠れていなかった。 戦力としては「敵全体にダメージ&同時にお金を盗む」専用の術を覚えるため、上記の名前を避ければ逆に金儲け要員として働ける。 とはいえこの術の燃費が非常に悪い上に、ステータスも福の神よりやや下程度なので使えるキャラとは言い難い。 貧乏神のレベルを99段まで上げると… キングボンビー へとまさかの進化を遂げ、一気にパワーUP…と思いきや、 装備品もつけられなくなり、術まで使えなくなるので実質的には弱体化してしまう。得意・苦手な天気が変わるだけ。 とはいえレベル99な時点でもう桃太郎達に敵はいないが… といちや おなじみ道具とお金の預かり業を営む商人。 預けたお金が一定額を超えると、桃太郎の仲間になれば儲けられるのではないかと考えて自分を仲間にしないかと持ち掛けてくる。 ここで30000両を支払えば仲間の一員になる。 払うのはどの村のといちやでも構わず、また一度払えば城で自由に入れ替えられる。 というか一度条件を満たすと、仲間にしない限りといちやを利用するたびに仲間にしろと迫ってくるのでうざったいことこの上ない。お金があるならさっさと仲間にしてしまったほうがいい。 胴装備ができず脆いが、現在の仲間が使える術のうち一部を除く全てを使う事ができる。 ただし防御と道具使用以外の全ての行動で金を請求する上、特に術は性能に応じて額が高くなり高威力の術だと65535両しか持てないのに万とか請求する。がめつすぎる・・・ 補助系は比較的割安ではらだしの術も使えるため変質者になればかなり活躍できる。 敵対する鬼達たち 伐折羅王(ばさらおう) 地獄の鬼を統べる王様。部下(主にカルラ)の発言を真に受けちゃう王様。そのおかげでこっちは大変だよ…。 パラレル関係の『桃太郎伝説2』のラスボス・地獄王のポジションで、夜叉姫の父であるなど共通要素も多いが、『2』の地獄王とは大きく恰好が異なる(*10)。 カルラ ま さ に 外 道 伐折王の腹心の部下。 上の者には媚びへつらい、下の者には容赦なし。鬼の鬼による鬼のための世界をつくるべく、人間をひたすらに嫌っている。 その上、同族の鬼すらも自身の出世の道具としてしか見ておらず、邪魔するものを抹殺することに躊躇しない外道である。 なお、本作オリジナルキャラで『桃太郎伝説2』には登場しない。 ダイダ王子・アジャセ王子 夜叉姫の二人の兄。ダイダ王子は鬼と鬼子母神の間に生まれた純血、アジャセは月の民とのハーフ。 武に秀でたダイダ王子と知に秀でたアジャセ王子。 それぞれがこれからの地獄についての考えを持っているが、 出自の違いゆえの確執により、仲が良くない。 双方本作オリジナルキャラで『桃太郎伝説2』には登場しない。 酒呑童子 羅生門 三千世界 ダイダ王子直轄の鬼で、「三軍神」と呼ばれる。 あれ、これなんて3兄d(ry いずれも確かな漢達ばかりである。 なお、酒呑童子と羅生門は『桃伝(1)』からの続投(*11)。 酒呑童子は三人の中では一番の後輩だが、直属の部下「四天王」を筆頭に将来有望な若い鬼たちを率いるリーダー気質で、直属ではないえんま様配下の鬼たちにすら一目置かれている。 羅生門は前作での桃太郎との戦いを通じてだいぶ友好的だが、桃太郎が鬼の未来を救えるのかを確かめるために敢えて再戦を挑んでくる。 三千世界は伐折羅王すら凌ぐと言われる最強の鬼。自らの力の強さを怖れて普段は誰も立ち入れない場所で隠棲しているらしいが……。 + 開発中のウラ話 三千世界は、当初は設定通りに(伐折羅王より前に戦うのに)伐折羅王より能力値を高くしていたのだが、そのせいで桃太郎たちのレベルがカンストしても倒せなくなった。 加減しろ馬鹿 そのため本編では「手加減している」ということにして能力値を下げたという経緯がある。 実際に作中の三千世界本人も手加減したことを言及しており、本気を出したら桃太郎たちもカルラも勝てない相手だと思われる。 右魂鬼&左魂鬼 「うこんき」「さこんき」と読む。 カルラが自らの魂を分けて作り出した2体の分身。 そのためカルラの命令に忠実で、また倒されてもカルラ本人が生きている限り何度でも生み出せるとても厄介な存在。 + ……だったのだが(終盤のネタバレ注意) 桃太郎たちに一度倒された後に実際にカルラによって再生されたのだが、何故か彼らは桃太郎たちへの攻撃を行わず自ら消えてしまい、おまけにカルラの再生も受け付けなくなってしまった。 彼らがカルラの魂の分身であることから、恐らくはカルラに残っていた最後の良心のカケラの具現化だったのではないかと推測されている。 そもそもカルラは自らのあまりの外道な振る舞いのせいで同族の鬼たちですら誰も従わなくなったため、その代わりの部下として生み出したのがこの分身たちである。 にも拘わらずその分身たちにすら否定され、いよいよカルラは完全に孤立することとなるのだった。 ・本作の魅力 システム このゲームの魅力の一つとして、仲間の多さがある。 仲間は旅の途中でどんどん増えて総勢19人。 その中には、金太郎や浦島といった童話のヒーローからかつて懲らしめた鬼達まで様々である。 だが…当然能力もピンキリ。 安定した攻撃力・重装甲の金太郎や回復エキスパートの浦島はメンバー筆頭である。 その他にも仲間になるのは遅いがハイスペックなえんま様、癖はあるが強力な術使いのあしゅら等も候補。 しかし、あらゆる行動が料金制で所持金がガンガン減る「といちや」や、必ず会心の一撃を繰り出すが、そもそも行動出来る確率が1/16の「寝太郎」など、 アクが強いキャラも多い。 「ましら」も普通に使うには弱すぎる。が使い方を理解するとバランスが崩壊してしまう。 色物キャラの格差のみならまだしも、夜叉姫などストーリー上で重要なキャラでも格差が大きく、この点は嘆かれがち。 誰を使うも自由であり、安定したメンバーで旅を続けるも良し、妙なメンツで波乱の旅をするも良し(相当な苦行になるが)の自由度の高さが魅力である。 他にも戦闘時ランダムで天候が変わる「タクティカル・ウェザー・バトル」 キャラがマップ、村や都等で一列に並ばず自由に動き回る「アクティブ・ウォーキング」 と斬新なシステムが多い。 登場キャラ 鬼側も鬼側でなかなか個性豊かなキャラばかりだが… そのなかでもカルラの外道・鬼畜さは目に余る物がある。 桃太郎に鬼をけしかけて、鬼が負けるとその鬼を処刑する(*12)。 人間界で起きた事態を自分の都合の良いようにでっちあげて地位を高めると共に、自分の思うがままに主君を欺き利用する。 とある村での惨劇(*13) など数えるとキリがない。 この世にゲームは数あれど、これほどの外道はなかなかいないのではないだろうか…。 ――ただし、実のところ、カルラとて生まれついての悪党だったわけではなく、確かな青雲の志をもっていた時期はあった。 しかしながら実力で大きく劣るカルラは段々とゆがんでいき、己の無力さを憎み、卑劣さでのし上がる道を選んでしまった。 その結果、最終的には全ての鬼達から見放されてしまう末路に(*14)。 このゲームの「ストーリー」のハードさはカルラによってもたらされる部分が大きい。 プレイのハードさ 全体的に敵が強く、こちらの回復手段は限られるため、考え無しに突っ込むと大変まずいことになる(*15)。 特に桃太郎が力尽きてしまうとゲームオーバーのため、うまく立ち回る必要がある。 また、要所要所に挟まるボス等も対処法を知らないと返り討ちになる場合が多く、一種の初見殺し。 特に物語中盤に挟まる風神雷神戦はかなりの難易度でトラウマになりがち。 前述のとおり仲間キャラの格差も大きい上に、中盤でパーティーが強制で解散されるイベントがある。 離脱キャラの選択やパーティー編成をしっかりとしないと辛いことになるが、対策を練ればちゃんと勝てる辺り、バランスは言うほど悪くない。 すべての敵に一つ以上の特殊技を! のコンセプト通り、何の取り柄もなくただ殴ってくる敵は一種類しかいない。一番最初に出会うであろう赤鬼だけである。 能力が尖っていたり、序盤から「痛恨の一撃」を繰り出してきたり、技(MP)を吸い取ったり、回復用の食べ物を盗んだり……実にバラエティ豊か。 ただ、ハドソン製ソフトの宿命か…若干レスポンスが悪く、移動も遅く、ノーマル状態のエンカウント率が非常に高いため、 全滅→遠方から再開→やっとたどり着く→また全滅 などとなった時はストレスがマッハになる事請け合いである。 (バランスの悪さそのものは、開発期間が4か月しかなかったというやむに已まれぬ事情もあるのだが) しかし、操作性には難あれど、RPGとしては中々の完成度を誇る今作をプレイする価値は十二分にある。 ちょっとハードなゲームがプレイしたいという方は手に取ってみてはどうだろうか? ・余談 桃太郎シリーズはこれ以降「桃太郎電鉄」の方にシフトしてしまったため、続編は出ていない… 伝説の続編やリメイク(移植)を望む声も大きいですよ!さくまさん! と思っていたら、何と「旧ハドソン側が桃太郎シリーズのプログラムを破棄してしまったため(*16)、移植やリメイクはできない」という事がさくまあきらのブログで明かされてしまった……。 一から作り直せばよいのでは? 天の仙人 「ウヒャヒャヒャ…ウィキ篭りよ!何をそんなにあせっておる!」 「項目達を消すのではなく、追記と修正を伝えるのじゃ!あせることはない!」 「もう一度めいでんをこらしめてみせい!」 「ウィキ篭り、おまえなら出来るはずじゃ…ウヒャヒャヒャ…!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ギャグや面白いパロディが売りだったのにカルラのせいで全てが台無しになった感が否めない。 -- 名無しさん (2014-03-01 11 01 09) カルラに言いくるめられてるバサラ王は無能だと思う -- 名無しさん (2014-03-01 14 54 39) 桃太郎版天外魔境 -- 天外魔境IIの項目はまだか。 (2014-09-13 18 29 49) でもカルラの存在があってこそ、名作とよばれる所以でもあるんだよね -- 名無しさん (2014-09-18 00 23 23) まぁ今のKONAMI見てると絶対無理だろうなぁ・・・ -- 名無しさん (2015-02-18 14 08 04) 実際には「ただ殴るだけの敵」は赤鬼以外にもいる。ただし、そういう敵は同時期のザコ敵より攻撃力がズバ抜けて高いので、正しくは「“何の特徴もなく”ただ殴るだけの敵は赤鬼のみ」となる -- 名無しさん (2015-04-28 21 22 48) ここまでキャラ性能差がピンキリなゲームも珍しい気がするわ・・・ -- 名無しさん (2015-11-13 11 39 04) ガキの頃にプレイできて良かった。良い思い出だよ。 -- 名無しさん (2016-08-25 23 04 41) ハドソンゲームの常でエンカウントや色々きついところもあるが、今やっても十分に楽しい傑作RPG -- 名無しさん (2016-11-07 19 12 34) 鯉と銀次のおかげで基本的に金に困らないが装備を固めてもエンカ率が高くてキツいのと持ち金がといちやと合わせて13万と少しが限界なので終盤常に金欠という類を見ないゲーム -- 名無しさん (2018-07-19 21 02 00) シナリオは素晴らしいのだが、テキストに「!!」が多用されすぎてて読んでてちと疲れるのが残念だ。リメイクが不可能なのが惜しいなあ -- 名無しさん (2019-01-05 21 11 09) バサラ王が無能かと言われるとなあ、「鬼は嘘をつけない」という大前提があって、それが実際カルラ以外にはずっと通用していたわけでな -- 名無しさん (2019-06-24 19 23 35) 荒らしコメントを削除 -- 名無しさん (2019-06-28 13 37 13) 風神・雷神が仲間として微妙、という記述があったので修正。実際に使えばわかるけど普通に強いぞこいつら。 -- 名無しさん (2020-11-07 19 46 24) ↑3無能ってよりも良くも悪くも武人気質な王って印象だったな ちなみに小説版ではカルラの悪行に気づき処刑しようとするもカルラの毒の刃によってあと一歩の所で返り討ちにされてしまうというオリジナル展開になってる -- 名無しさん (2020-11-07 20 34 23) 自分はライブアライブのオディオ、スぺマリのディメーンとこの作品のカルラの3体と合わせて印象にかなり残った悪役なんだよなぁ シリアス展開は嫌いじゃないけど、それの反動かPS版無印桃太郎伝説はほぼほのぼの系になったという -- 名無しさん (2020-11-13 20 06 21) そもそも最初から桃太郎シリーズとして作られた訳ではなく、文学性の高い作品をという志がまず先に合って、とっつきやすさを重視して桃太郎の世界観を載せたってのが真相だぞ。まあそのおかげでシリーズとしては賛否ある異色作になったのも事実ではあるが。 -- 名無しさん (2020-12-04 08 02 57) ↑3 鬼の世界を統一するにもいろいろな苦労や辛いこともあって、そこを言いように付け込まれ、誰が悪いのか本当は理解できたけど認めたくないという心理状態に追い込まれてしまった結果があのあがきだったのではないかな -- 名無しさん (2020-12-04 08 05 21) ちょっとクローンゲー的な続編を作りたいという気が起きたけど、あの面白さはさくまあきらさんしか出せないだろうしなぁ……。 -- 名無しさん (2020-12-04 09 59 49) ライブアライブだってリメイク出来たんだ、これだってもしかしたら... -- 名無しさん (2022-08-25 00 50 29) リメイクでも移植でもいいからまたやりたい・・・っていうかなんでswitchオンラインで出してくれないんですか・・・? -- 名無しさん (2022-08-25 01 05 29) 鍵盤入力を知ってれば強すぎる技が揃ってるましらだが。「一々のコマンド入力が面倒くさい」という一点のおかげで絶妙にバランスが取れていたりする。ボス戦ならともかくザコ戦一回一回に入力面倒なんだわこれが -- 名無しさん (2022-11-22 20 26 08) 仮に続編の企画があったとしても、エンディングのその後を考えるのが極めて難しいだろうしなぁ…何せ大団円で終わる訳じゃないし -- 名無しさん (2022-11-22 20 49 39) 閻魔様唯一の弱点である技の少なさは和菓子でカバー出来るから自重しない限り欠点はないという。 -- 名無しさん (2023-04-09 08 57 46) リメイクも移植も、「今までの形」でやってほしいという話なら、土居ちゃんがさくま氏に頭を下げて和解しないと無理。switch版の桃鉄のようになって良いリメイクだったら一応可能ではある。 -- 名無しさん (2023-04-09 11 46 29) 名前 コメント
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陰陽師 瀧夜叉姫 (上) 夢枕 獏 文藝春秋 2005-09-28 評価 by G-Tools , 2008/04/03 陰陽師 瀧夜叉姫 (下) 夢枕 獏 文藝春秋 2005-09-28 評価 by G-Tools , 2008/04/03 読了日:08/03/18 図書館 史実に虚構を織り交ぜて見事な物語を編み上げる手腕に唸らされました。 とにかく、読み出すととまらなくなる。面白い。それに尽きる。 更新日:2008-04-03 著者 夢枕獏 キーワード 怪奇 -
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桃太郎電鉄シリーズは、ハドソン社(2012年KDE-Jに吸収合併)が開発したゲームシリーズである。 概要 桃太郎電鉄シリーズ(通称「桃鉄」)は、鉄道会社の経営をモチーフにしたボードゲームである。RPG『桃太郎伝説』の派生作品として制作された。ゲーム監督はさくまあきらである。 楽しみながら日本の地理を覚えられる作品として人気が高く、30年以上開発が続けられている。最新作は『桃太郎電鉄ワールド〜地球は希望でまわってる!』(2023年11月発売)である。 ルール ここでは、基本的に2作目『スーパー桃太郎電鉄』以降のルールを説明する。 ゲームの進行 基本的に日本全国を舞台としたマップであり、プレイヤーはサイコロやカードを用いて移動を行う。 プレイ年数は1年〜100年(『15』以前は99年)の間で設定でき、1ヶ月=1ターンである。 目的地 1年目4月の最初に、夜叉姫のルーレットで目的地が決定される。ゲーム開始後はこの目的地をまず目指すことになる。 誰かが目的地に一番乗りすると、そのプレイヤーには目的地到着報酬が支払われ、また一番遠いプレイヤーには「貧乏神」が取り憑く。 その後ルーレットが再び回され、新たな目的地を目指し進行することになる。ゲーム終了までこの流れは変わらない。 物件 桃太郎電鉄シリーズの物件を参照。 カード 桃太郎電鉄シリーズのカードを参照。 マスの効果 物件駅 物件を購入できる。目的地に選ばれる。 カード売り場駅 カードを売買できる。 プラス駅 スロットに応じて持ち金が増加する。 マイナス駅 スロットに応じて持ち金が減少する。 カード駅 スロットに応じてカードを1枚貰える。 ナイスカード駅 スロットに応じて良質なカードを1枚貰える(損害系を引く確率も0ではない)。 スーパーカード駅 通常はマップ上にない。(*1)スロットに応じて更に良質なカードを1枚貰える(損害系を引く確率も0ではない)。 ヘリポート駅 ランダムな全国4つのヘリポート駅から選んで移動できる。 宝くじ駅 宝くじに挑戦できる。当選すると賞金が貰える。 カジノ駅 スロットマシンに挑戦できる。揃った絵柄と賭け金に応じた賞金が貰える。 周遊駅/給油駅 周遊系カード/タンク系カードの使用状況を初期化する。 精霊教会駅 損害系カードを消滅させる他、有料でカードのダビングができる。 ゲーム終了 指定したプレイ年数を終えるとゲーム終了となり、最後の決算で総資産の一番多いプレイヤーが勝利。 歴代作品 桃太郎電鉄12 西日本編もありまっせー! 2003年にPS2で発売。 全国編と西日本編(*2)の2種類マップが存在する。 桃太郎電鉄USA 2004年にPS2で発売。 史上初の海外版、北アメリカ全土が舞台。通貨はドルに変更され、マップは過去最大級の広さを誇る。 桃太郎電鉄15 五大ボンビー登場!の巻 2005年にPS2で発売。 キング・ハリケーン・ブラック・ミサイル・ギーガの5大ボンビーが登場、プレイヤーを恐怖に陥らせる。 桃太郎電鉄16 北海道大移動の巻! 2006年にPS2/Wii/Xbox 360で発売。 ゲーム中盤に「北海道大移動」のイベントが発生。大寒波から北海道を守るべくゴムボートで四国沖に移動する。 桃太郎電鉄DS TOKYO JAPAN 2007年にニンテンドーDSで発売。 全国編と東京編(*3)の2種類マップが存在するが、どちらも携帯版アプリの移植である。 その他増資の廃止、プレイ年数が30年までなど見劣りする点が目立つ。 桃太郎電鉄2010 戦国・維新のヒーロー大集合!の巻 2009年にWiiで発売。 桃太郎ランドが10兆円に高騰。近年のインフレ化の原点といえる作品だろう。 桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本!! 2016年にニンテンドー3DSで発売。 東北地方が震災で壊滅状態となっており、プレイヤーが被災地を訪問し復興させる。